ネギなど7品目が前週より値下がり【野菜価格の全国調査 1月18日公表】
配信日: 2023.01.26
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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レタスが4週間ぶりの値下がりです。
農林水産省は1月24日、最新の野菜8品目の価格(1キログラム当たり)動向調査(1月16日~18日実施分)の結果を発表しました。対象8品目の価格は前週比-10%~+1%、平年比で-16%~+6%の範囲で推移しています。「平年比」は2017~2021年度の同調査における1月の調査価格の5カ年平均価格と比較しています。
8品目中、前週より73円下がったネギをはじめ、52円安で4週間ぶりに値を下げたレタスなど7品目が値下がりしました。レタスは前週まで3週連続で値上がりしましたが、平年の価格と比べても93%と安値になっています。
平年比で最も割安となった野菜は84%の白菜(1キロ当たり149円)で、87%のネギ(同681円)、88%のキャベツ(181円)が続きました。8品目中ニンジンだけが前年比106%で割高となっています。
また、8品目中玉ネギだけが前週よりも値上がりしていますが、前週比101%でおおむね横ばいで推移しています(図表1)。また、日本列島を襲った寒波による収穫や物流への影響が大きくなると、野菜価格の動向に関わってくる恐れがあります。
図表1
農林水産省「食品価格動向調査(野菜)の調査結果」(令和5年1月16日の週【1月16日~1月18日】)を基に編集部が作成
品目別の1キログラム当たり価格、前週比(平年比)は次の通りです。
<キャベツ>
181円、▲2%(▲12%)※前週比4円安
<ネギ>
681円、▲10%(▲13%)※前週比73円安
<レタス>
634円、▲7%(▲7%)※前週比52円安
<玉ネギ>
273円、+1%(▲2%)※前週比3円安
<トマト>
709円、▲5%(▲4%)※前週比37円安
<ニンジン>
370円、▲2%(+6%)※前週比7円安
<白菜>
149円、▲2%(▲16%)※前週比4円安
<大根>
168円、▲6%(▲10%)※前週比11円安
調査は全都道府県の各10店舗、合計470店舗で民間調査機関の調査員が訪問により実施しました。価格は消費税込み、特売価格等は調査に含まれていません。全調査店舗の単純平均で算出しています。
出典
農林水産省 食品各動向調査(野菜)の調査結果
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部