レタス148円値上がりも平年並み価格、旬の白菜・大根は平年以下で推移【野菜価格の全国調査 1月18日公表】
配信日: 2023.01.19
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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前の週よりやや値上がりしても、冬野菜の白菜と大根は引き続き平年より安価で推移しています。
農林水産省は1月18日、最新の野菜8品目の価格(1キログラム当たり)動向調査(1月9日~11日実施)の結果を発表しました。対象8品目の価格は前週比-1%~+27%、平年比で-14%~+8%の範囲で推移しています。
「平年比」は2017~2021年度の同調査における1月の調査価格の5カ年平均価格と比較しています。
8品目中、前週より値上がりしたのはレタス(148円高)など6品目です。レタスは3週連続の50円以上の値上がりとなりますが、平年比100%と、通常の価格に戻った格好です。
この季節の煮物や鍋料理に欠かせない大根が前週までの150円台から170円台に、白菜も140円台から150円台に値上がりしましたが、それでも平年と比べるとまだ安く推移しています(図表1)。
【図表1】
農林水産省「食品価格動向調査(野菜)の調査結果」(令和5年1月9日の週【1月9日~1月11日】)を基に編集部が作成
品目別の1キログラム当たり価格、前週比(平年比)は次の通りです。
<キャベツ>
185円、前週比+17%(平年比▲10%)※前週比27円高
<ネギ>
754円、+8%(▲4%)※前週比58円高
<レタス>
686円、+27%(+0%)※前週比148円高
<玉ネギ>
270円、▲1%(▲3%)※前週比3円安
<トマト>
746円、▲1%(+1%)※前週比6円安
<ニンジン>
377円、+4%(+8%)※前週比13円高
<白菜>
153円、+5%(▲14%)※前週比7円高
<大根>
179円、+13%(▲4%)※前週比20円高
調査は全都道府県の各10店舗、合計470店舗で民間調査機関の調査員が訪問により実施しました。価格は消費税込み、特売価格等は調査に含まれていません。全調査店舗の単純平均で算出しています。
出典
農林水産省 食品各動向調査(野菜)の調査結果
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部