社会人になって初めてのボーナス! 20代におすすめしたい使い道とは?
配信日: 2023.01.17
しかし、浪費タイプにとって、気を抜くと出ていくのがお金です。貯蓄タイプの場合も、ボーナス全額を貯蓄することで、新社会人として成長する機会を逃すかもしれません。
そこで本記事では、初ボーナスのおすすめの使い道を紹介するので参考にしてください。
![FINANCIAL FIELD編集部](https://test.financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2017/11/39h8jtBb_400x400-e1498208749762.jpg)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
労働者の平均賞与額について
ボーナスの支給額は企業によって異なりますが、1つの目安として、厚生労働省の毎月勤労統計調査があります。同調査によると、令和3年度の年末賞与の支給状況として、労働者1人平均賞与額(調査産業計)は38万787円となっています。同じく令和4年度の夏季賞与は38万9331円です。
あくまでも労働者1人平均の賞与額なので、新社会人よりも高額な可能性はありますが、それでもある程度、まとまった金額が支給されるのがボーナスです。
ただし、ボーナスの査定期間は半年程度が多いため、新入社員の場合は夏のボーナスなし、もしくは支給されても7万円から9万円程度ではないでしょうか。
冬のボーナスに関しては、月給2ヶ月分程度が多いため、仮に月給20万円とした場合は総支給40万円、手取り32万円ほどになるでしょう。
上記を踏まえて、それぞれの使い道のおすすめを紹介します。
夏のボーナスの使い道
まず夏のボーナスが7万円から9万円ほど支給された場合、一部を貯蓄に回し、残りを自身の成長に使うという選択肢があります。
特に書籍はコストパフォーマンスが高く、大きく成長できる可能性があります。歴史的な名著を読んでみたり、仕事の知識が深まる本を読んでみたりするとよいでしょう。仕事術のような、仕事そのものの質を高めるタイプの書籍もあります。
ほかにも、経験を増やすためにお金を使うのもおすすめです。例えば旅行によってさまざまなものを見たり、聞いたり、人と出会うことで、人生の幅が広がるかもしれません。その後の人生観が変化するきっかけになる可能性もあります。
冬のボーナスの使い道
冬のボーナスの使い道も、基本的には夏と変わりませんが、使える金額が増えます。自身の成長として、書籍だけでなく、気になる資格学習に取り組んでもよいでしょう。
仮に32万円の冬のボーナスが支給された場合、社会保険労務士や中小企業診断士のような会社員に人気の通信講座に申し込みやすくなります。簿記やFP(ファイナンシャルプランナー)も人気です。仕事と勉強を両立させる必要はありますが、20代で合格することにより、その後の人生が大きく変化する可能性があります。
また、経験を増やすための使い方としても、夏のボーナスでは行けなかった海外旅行や、同じ国内でもさまざまな場所を巡るとよいかもしれません。
いずれにしても、自分への投資という観点から使い道を考えることをおすすめします。
まとめ
今回は社会人になって初めてのボーナスの使い道を紹介しました。
貯蓄も大切ですが、20代前半は成長や経験に使うことを考えてみてください。世界が広がり、その後の人生が大きく変化する可能性があるでしょう。
出典
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和4年2月分結果速報
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和4年9月分結果速報
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部