宝くじの種類は何がある? 当たりやすい宝くじってあるの?
配信日: 2023.01.15
しかし宝くじには、ジャンボ宝くじ以外にもさまざまものがあることをご存じですか? 宝くじ売り場で購入できるもののほかにも、公式サイトで販売されているネット専用のくじなどもあります。
宝くじにはどれくらいの種類があり、当たりやすい宝くじとは一体、どのようなものなのでしょうか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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宝くじの種類
宝くじには、「ジャンボ宝くじ等の普通くじ」「スクラッチ」「ロト」「ビンゴ5」「ナンバーズ」「着せかえクーちゃん」「クイックワン」の7種類があります。
ジャンボ宝くじ等の普通くじ
販売額やエリアによって3種類のくじがあります。
「ジャンボ宝くじ」は、年5回発売される大型の宝くじです。2月頃にバレンタインジャンボ、4月頃にドリームジャンボ、7月頃にサマージャンボ、10月頃にハロウィンジャンボ、11月頃に年末ジャンボが発売されます。また、それぞれジャンボミニも同時に発売されます。
「全国通常宝くじ」は、日本全国で賞金など、同一の条件で販売されている宝くじです。発売枚数が限られており、発売終了日前に売り切れた場合はその時点で発売終了となります。
「ブロック宝くじ」は、以下の4つのブロックごとに独自に発売される宝くじです
●東京都
●関東・中部・東北自治
●近畿
●西日本
地域医療等振興自治宝くじ(通称レインボーくじ)もブロック宝くじのひとつで、販売期間や賞金体系は、それぞれのブロックや回号によって異なります。
スクラッチ
購入後に削ったその場で当たりが分かる宝くじです。「トリプルマッチ」「ラッキー3」「ハッピーカウント」「トライアングルチャンス」「タテ・ヨコ・ナナメ」などがあり、それぞれ同じ絵柄が何個かそろったり、並んだりすることで当たりになります。原則、1年中購入できるくじです。
ロト
数字選択式の宝くじで、「ロト7」「ロト6」「ミニロト」と3種類あり、原則1年中購入できます。
ビンゴ5(ビンゴファイブ)
タテ、ヨコ、ナナメをそろえて当てる、数字選択式の宝くじです。1等当せん者が該当なしの場合は、当せん金が2等以下に分配されます。原則1年中購入できるくじです。
ナンバーズ
数字選択式の宝くじで、「ナンバーズ4」と「ナンバーズ3」があり、それぞれ4桁の数字または3桁の数字を選び、申し込むタイプを選んで購入します。
申し込むタイプにはストレート、ボックス、セット、ミニ(ナンバーズ3のみ)があります。原則1年中購入できるくじです。
着せかえクーちゃん
5種類の絵柄から1個ずつ、計4個の絵柄を選ぶネット専用くじです。原則1年中、宝くじ公式サイトのみで購入できます。
クイックワン
購入後にゲームにチャレンジすると、その場で当たりが分かるネット専用くじです。回号によりチャレンジできるゲームが異なり、対象ゲームの中から自由に選べます。
ゲームの種類は、クレーンゲーム、ドミノ、ピンボール、ダーツ、たまごの5種類です。原則1年中宝くじ公式サイトのみで購入できます。
ジャンボ宝くじの1等当せん確率はどのくらい?
年末ジャンボ宝くじは、01組から200組までの200組、2000万枚を1ユニットとしているため、1等が当せんする確率は2000万分の1です。
年末ジャンボ以外のジャンボ宝くじは、1ユニットが1000万枚のため、1等が当せんする確率は1000万分の1。
確率の数値だけみると、年末ジャンボよりも、年末ジャンボ以外のジャンボ宝くじは“当たりやすい”といえますが、1000万分の1とは、精米での米粒にたとえると約200キロ近い米粒の中の1粒ということになります。
逆に、1等の当せん確率が最も高い宝くじは、着せかえクーちゃんです。5種類の絵柄から4個の絵柄を選ぶ着せかえクーちゃんは、その組み合わせパターンが5×5×5×5=625通りあるため、1等が当せんする確率は625分の1となります。
当たりやすさと当せん金
ただし、当たりやすい宝くじは、当せん金が少ないともいえます。
着せかえクーちゃんは、確率では当たりやすいものの、1等当せん金は理論値(くじの購入者が各番号を均等に購入したと仮定して計算された当せん金額)で1万5000円。発売額と当せん口数によって当せん金額は変動し、1等でも1万5000円より安い場合もあります。
当せん金は少なくても、とにかく当せんしたいという人は、着せかえクーちゃんのような、当たりやすい宝くじを選ぶとよいかもしれません。
反対にジャンボ宝くじは、当せん確率が低く当たりにくいけれども、高い当せん金が魅力といえるでしょう。当たらないかもしれないけれど、当たったら当せん金が多くて夢を持てる宝くじを買いたいという人は、狭き門に挑戦するのもよいのではないでしょうか。
出典
宝くじ公式サイト
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部