更新日: 2022.10.03 その他

積極的にポイントを貯めている人はどれくらいいる? FPが考えるポイントカードがお得な理由とは?

積極的にポイントを貯めている人はどれくらいいる? FPが考えるポイントカードがお得な理由とは?
マイボイスコム株式会社が2021年5月に実施した「ポイントサービスに関する調査」(調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター1万41人)によると、ポイントを積極的に貯めているユーザーは約7割にも及ぶという結果でした。
 
近年、さまざまなお店やウェブサイトで、なんらかのポイント還元を実施しています。クレジットカードやキャッシュレス決済にひもづいたポイントもあれば、現金利用でも貯まる専用ポイントカードタイプもあります。
 
そこで今回は、FPが考えるポイントカードの上手な活用法について紹介します。効率よくポイントを貯め、活用していきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ポイントはどう貯める?アプリ派が6割以上

同調査結果では、直近1年間にポイントを貯めたり使ったりした店舗、施設、サービスについても、結果が公表されています。
 
最も多いのは「スーパーマーケット」「ドラッグストア」で約6割強となっています。このほか、コンビニエンスストアやクレジットカードでそれぞれ5割程度、オンラインショップや家電量販店が各4割強となっています。
 
このように、ポイントが使えるお店や貯まるお店が増加し便利な反面、さまざまなポイントが細分化されてしまい、なかなか貯まらないというリスクもあります。
 

アプリでポイントを貯めることで利便性を高める

同調査結果によると、スマートフォンのポイントカードアプリを利用した人は、全体の約6割でした。そのうち、共通ポイントカードアプリを利用したのは54.2%、店舗独自のアプリを利用したのは28.7%という結果でした。
 
従来ポイントを貯める方法としては、紙製のカードを持ち歩き、清算時に提示する方法が主流でした。近年はスマートフォンやキャッシュレス決済の普及により、スマートフォンアプリでの利用が増えています。
 
アプリなどデジタルで管理できるポイントであれば、オンラインショッピングとの連携も簡単です。そのため、よりポイントが貯まりやすいといえます。
 

FPが考えるポイントカードがお得な理由

ポイントカードを活用することは、円安や物価上昇の影響を、少しでも軽減することにつながります。
 
例えば0.5%の還元率として計算すると、1万円に対して50円の還元があります。これを基に考えた場合、仮に食費や生活費などの支払いに対してすべてポイント還元を受けた場合、かなり大きな金額になります。
 
それならばポイントカードの活用は、できる範囲で生活に取り入れた方がよいでしょう。
 

現金決済でも貯まるポイントカードもある

アプリを活用してポイントを貯めるためには、クレジットカードやキャッシュレス決済など現金以外での決済だけが対象になるイメージがあるかもしれません。
 
しかし、決済は現金でも、アプリの会員証を提示することでポイントが貯まるものもあります。この場合、キャッシュレス決済とひもづいているポイント還元率の方が高く設定されていることもあります。
 
もちろん日頃から現金主義で買い物をしている場合は、無理してキャッシュレス決済を取り入れる必要はありません。これまでの日常生活の延長として、結果的にポイントが貯まっていく方法でも、十分にポイントは貯まっていきます。
 

どこでも使える共通ポイントに絞って貯めるのがオススメ

お得にポイントを貯めたいという気持ちから、複数のポイントを貯めることはおすすめできません。少なくとも3つ程度のポイントに絞って貯めていく方が効率がよいでしょう。
 
また、ポイントを貯める際には、使う場面も想定しておきましょう。ポイント還元率が高い場合でも、受け取ったポイントを使える場面が限定されているようでは、必ずしも効率がよいとはいえません。ポイント還元を受けるために、新たにポイント会員になるのも避けましょう。
 
これらのことから、普段使うお店やサイトで利用でき、利用することで貯まっていくポイントがおすすめです。
 

まとめ

ポイントカードアプリを活用してポイントを貯めると、カード紛失の心配がなく、いつでもポイントが貯まります。同時に、ポイントカードアプリから得られる限定クーポンや、お得な情報も活用できます。
 
ポイントカードを最大限活用するには、単にポイントを貯めるだけでなく、ポイントカードを保有していることで得られる、付随したサービスも積極的に活用していきましょう。
 

出典

マイボイスコム株式会社 ポイントサービスに関するアンケート調査(第7回)(2021年)

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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