更新日: 2022.10.01 その他

ガソリン価格の高騰が家計を圧迫! 燃費を上げる簡単な方法とは?

ガソリン価格の高騰が家計を圧迫! 燃費を上げる簡単な方法とは?
2022年9月現在の円安の影響からか、物価の高騰を気にする人が増加傾向にあります。日本では何年もの間、物価がほとんど上がらない状況が続きましたが、総務省統計局が公表した2022年7月の消費者物価指数(総合指数)は昨年同月比2.6%の上昇となっており、モノの値段は上がり始めています。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ガソリン代の値上げを感じる人が過半数

最もモノの値段が上がったと感じるものは、車の移動に必要なガソリンではないでしょうか。akippa株式会社(大阪市)が2022年7月に全国1079人のakippaユーザーに実施した「物価高とその対策」に関するアンケート結果によると、生活するなかで最も値上げを感じるものは以下の通りとなりました。
 

●ガソリン代:53.3%
●野菜や調味料などの食料品:20.9%
●水道光熱費:14.6%
●外食やテイクアウトなどの食費:4.3%
●酒類やお菓子などの嗜好品:1.8%

 
この結果から、ガソリン代の値上げを感じる人が過半数を占めていることが分かります。2022年7月の消費者物価指数(昨年同月比)を見ても、ガソリン代の高騰は顕著です。
 

●消費者物価指数(総合指数):+2.6%
●消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数):+2.4%
●消費者物価指数(生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数):+1.2%

 
ガソリンを含むエネルギー料金の高騰分は、消費者物価指数上昇分の4割以上に及びます。経済産業省資源エネルギー庁が公表するレギュラーガソリンの小売価格(全国平均)を見ても、2008年8月4日の185円には達していないものの高止まりしています。
 

燃費を上げる方法

ガソリン代の高騰を抑えるには、普段の運転を工夫して燃費を上げるのが近道かもしれません。環境省が掲げる「エコドライブ10のすすめ」のうち、比較的実行しやすい方法が3つあります。
 

加速・減速の少ない運転を心がける

車は加速時に燃料を燃やすため、なるべく回転数が上がらないように加減速の少ない運転を心がけましょう。個人差はありますが、穏やかにアクセルを踏んでゆっくり発進することで燃費は改善します。
 

無駄なアイドリングをしない

待ち合わせや荷物の積み下ろしによる駐停車時のアイドリングは、すぐに発進する場合を除いて控えましょう。10分間アイドリングを継続すると、エアコンを切った状態でも130cc程度の燃料を消費します。
 

不要な荷物は積まない

不要な荷物を積まないようにしましょう。車全体の重量が重くなればなるほど燃費は悪化します。近場に出掛けるときは不必要に大人数で車に乗らないといった工夫をすることで燃費を改善できます。
 

エコドライブを心がければ燃費は上がる

ガソリン代を抑えるには電気自動車やハイブリッド車を買うほうが効果はあるものの、車両価格が高いため本末転倒になってしまいます。普段から車を運転する人は、毎日のエコドライブを心がけて燃費を上げましょう。
 

出典

総務省 2020年基準 消費者物価指数 全国 2022年(令和4年)7月分

akippa株式会社 物価高とその対策に関する調査結果

経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査 調査の結果 給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油) <調査結果一覧>

環境省 大気環境・自動車対策 エコドライブ10のすすめ

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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