更新日: 2020.04.19 その他
コロナで7割の人が自炊の頻度が増えた!自炊で困ってることは?食費は増えた?
レシピアプリ「pecco」を運営する株式会社GEEK WORKS(本社:東京都渋谷区)は、全国の10代~60代の男女1043名を対象に新型コロナウイルスによる自炊への影響について調査しました(※)。
自炊をする人は増えたのか、自炊に関する悩み事はあるのか等を聞いていますので、調査結果を見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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7割が自炊の頻度が増えたと回答
普段の自炊頻度を聞くと、「毎日」が56%、「ほぼ毎日」が38%と、9割以上が普段からほぼ毎日自炊していると回答しました。
「毎日」作ると回答した人以外に、新型コロナウイルスが流行してからの自炊頻度への影響を尋ねると、「少し増えた」(30%)、「まあまあ増えた」(23%)、「とても増えた」(18%)と、7割が増えたと回答しました。
子どもの臨時休校やテレワークにより家で過ごしている人が増えていることや、外で食事をするのに不安を感じて自粛する人が増えているのだと推察されます。
献立のマンネリ化や買い物に行きづらいという人が多い
また新型コロナウイルスが流行してから自炊の際に困っていることを調査した結果、「献立のマンネリ化」が27%、「買い物に行きづらい」が26%と、この2つが全体の半数以上を占めました。
外出を控えたい気持ちから、数日分の食料を購入し、その食材でやりくりすることが多くなります。さらに、昼食も自分で作るとなると、同じようなメニューになりがちです。
新型コロナウイルスが流行してから、食材の買い物の際に気にしていることを尋ねると、最も多い回答が、「健康を意識した食材」(24%)、次に「免疫力を意識した食材」(22%)という回答が多いことから、栄養バランスをとり、免疫力をアップしたいと考えるようになった人が多いことがうかがえます。
また、買い物回数を減らすため「日持ち」(20%)や、今後の景気の悪化を予測してか「価格」(13%)を気にする人もいました。
全て自炊でも、7割近くが食費は増えていないと回答。やりくり上手になっている?
新型コロナウイルスが流行してから外食を除く、1ヶ月の食費が増えたか聞いたところ、「増えていない」が65%となりました。家での食事が増えたにもかかわらず、それほど食費は増えていないようです。
外出を控えたいため、まとめて買った食材で何日かやりくりするようになったからではないでしょうか。これまで「今日はこれが食べたいな」と、無計画に食材を購入して、食べるのを忘れて腐らせてしまったことがあるという人は、無駄にする食材が減ったかもしれません。
感染者はまだまだ拡大しており、命を守るためにも外出は必要最低限にとどめなくてはなりません。今ではネットにいろんなレシピが掲載されていますので、新しいメニューに挑戦するなどして食材を使い切るようにしたいですね。
【出典】
※株式会社GEEK WORKS「新型コロナウイルスによる自炊への影響」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部