更新日: 2020.04.16 その他

食パンを毎日食べる人はどれくらいいるの?人気のトッピングは?食パン好きが多い地方は?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

食パンを毎日食べる人はどれくらいいるの?人気のトッピングは?食パン好きが多い地方は?
4月12日は「パンの記念日」です。最近ではいわゆる「高級食パン」の店が人気となっています。お値段は高いですが、一度食べてみたいと思っている人も、既にリピーターとなっている人もいるのではないでしょうか。
 
株式会社プラネット (所在地:東京都港区)は食パンに関する意識調査を実施しました(※1)。食パンはどのくらいの頻度で食べられているのか、何をトッピングしているのか等聞いていますので、結果を見ていきましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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食パンを毎日食べる人は23.5%。意外にも高齢の人ほどよく食べる

ふだん食パンを食べる頻度を尋ねると、「ほぼ毎日」が23.5%で最も多く、以下「週に2〜3回程度」(18.9%)、「週に1回程度」(13.1%)、「週に4〜5回程度」(10.5%)と、週1回以上食べる人が6割以上となりました。
 
性年代別では、「ほぼ毎日」も週1回以上も、年代が上がるほど高くなっています。70代以上の男性では38.4%、女性では43.6%となりました。高齢の人はパンでなくご飯派が多いイメージでしたが、逆の結果となりました。和食より手軽に食べられるのが理由かもしれませんね。
 
次に、食パンに塗ったりトッピングしたりするものを聞いたところ、1位「マーガリン」(48.2%)、2位「バター」(45.5%)、3位「ジャム」(40.3%)となりました。
 
男性の20代と30代、女性の20代〜40代と70代以上では「バター」が1位でした。また、「チーズ」が女性で人気が高く、50代から70代では全体より10%以上高くなりました。
 
チーズは若い女性に人気があると思っていましたが意外ですね。「ジャム」については、男性の30代と70代以上で他の性年代より高くなっており、特に70代以上では1位となっています。

高級食パンを食べたことがある人は半数以上。たまのごほうびで買うことも

近年、話題の「高級食パン」。1本1000円前後とお値段は高めですが、行列ができるほどの人気です。
 
そこで、「いわゆる高級食パンを食べたことがあるか」と聞いたところ、「(日常的にではないが)食べたことがある」が53.1%と半数を超えました。「食べたことはない」は39.5%ですので、6割が食べたことがあることになります。多少高くても、おいしいと聞くと食べたくなってしまいますよね。
 
「高級食パン」を食べたことがある人に、どのくらいの頻度で食べているかを聞くと、「2〜3ヶ月に1回程度」が22.9%と最も多く、「1ヶ月に1回程度」が12.8%と続きました。少し高いのと、店舗が少ないので、しょっちゅう食べるわけにはいけないようです。
 
「高級食パン」を食べる(食べた)理由を聞いてみたところ、1位は「おいしいから」で、53.2%と2位に20ポイント近くの差をつけました。おいしいから、少し高くても並んででも食べたくなりますよね。
 
2位は「パンが好きだから」(33.9%)、3位は「たまのごほうび・プチぜいたく」(26.2%)でした。食パンとしては高いけれど、1000円前後であるので、自分へのごほうびとして買いやすいのでしょう。特に女性では男性に比べ10ポイント以上高くなりました。

食パンを一番よく食べるのは近畿地方。県庁所在地では鳥取市

ところで、食パンを一番よく食べるエリアはどこでしょう。「ほぼ毎日」と回答した人が多いのは近畿地方で、特に兵庫県が32.9%と全国平均の23.5%と比べて9ポイント以上高くなりました。逆に、「ふだん食べない」と答えた人が多いのは四国地方で、全国平均の14.4%より6ポイントほど高い20.5%でした。
 
なお、総務省統計局の家計調査によると、2018年の食パンの支出金額は9341円。やはり近畿地方が1万0926円と全国一でした。
 
都市別で見ると、最も支出金額の高い都道府県庁所在地は、意外にも鳥取市の1万1853円でした。2位が和歌山市の1万1609円、3位は神戸市の1万1485円と近畿地方の都市が続きました(※2)。
 
ふだん何気なく食べている食パンですが、改めて調査するといろいろな発見があって面白いですね。
 
出典
※1:株式会社プラネット「食パンに関する意識調査」
※2:総務省統計局 家計調査「都市階級・地方・都道府県庁所在市別1世帯当たり年間の品目別支出金額,購入数量(二人以上の世帯)」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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