更新日: 2020.02.11 その他

ペットを飼いたいけど費用が心配。年間でどれくらいの費用がかかる?

ペットを飼いたいけど費用が心配。年間でどれくらいの費用がかかる?
ペットは私たちの心を癒やしてくれる大切な存在です。そんなペットを飼いたい人にとって、さまざまな費用の支出は頭の痛い問題だと言えるでしょう。
 
実際にペットを飼う場合には、どのような費用をどのぐらい支払わなければいけないのでしょうか。人気の高いペットの代表格である犬と猫を飼う場合について、年間あたりの費用の内訳を詳しく確認してみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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犬を飼うのに必要な費用の平均は年間あたり48万円

ペット保険を取り扱うアニコム損害保険株式会社が2018年に加入者を対象に行った調査によると、犬の飼い主が実際に支出した費用の平均は年間あたり48万円となっています。
 
内訳の中で最も高額なのはペットの病気やケガの治療費で、年間あたりの支出は7万0358円です。次に高額なのはフード・おやつ代の5万7220円で、しつけ・トレーニング料が5万3928円、ペット保険料が4万9464円となっています。その他にはシャンプー・カット・トリミング料が4万7653円、交通費が4万2060円、予防ワクチンや健康診断の費用が3万0534円などです。
 
前年度の同調査と比較すると、しつけ・トレーニング料や交通費などの費用が増加しており、愛犬と一緒に外出してドッグトレーニング教室やドッグランなどを利用する飼い主が増えているようです。
 

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かかる費用は犬の体格により異なる

犬を飼う際の費用は、犬の体格によりそれぞれ異なります。体重5kg未満の超小型犬・体重5kg~10kg未満の小型犬・体重10kg~15kgの中型犬・体重15kg以上の大型犬に分けて比較すると、4つの区分で最も高額なのは大型犬で、年間あたりの費用は75万円になります。
 
特に費用が割高なのはフード・おやつ代で、14万9345円となっています。その他には病気やケガの治療費が11万8511円、しつけ・トレーニング料が8万0071円、ペット保険料が6万5470円、交通費が5万6948円となっており、それぞれ犬の体格が大きく影響することになります。
 
その他の体格の犬を飼う場合に必要な年間あたりの費用は、中型犬が55万円、小型犬が43万円、超小型犬が42万円となっています。このように、犬の体格が小さいほど費用は少額になりますが、小型犬と超小型犬では費用の額はあまり変わらないようです。
 

猫を飼うのに必要な費用の平均は年間あたり23万円

猫を飼うのに必要な費用についても、アニコム損害保険株式会社による調査が行われています。猫の飼い主が実際に支出した費用の平均は年間あたり23万円で、犬を飼う場合よりも少ない金額になっています。
 
内訳の中で最も高額なのはフード・おやつ代で、年間あたりの費用は4万3205円です。その他には病気やケガの治療費が4万0356円、ペット保険料が3万1694円、飼育に伴う追加の光熱費が2万5439円などとなっています。
 
猫の特徴としては、犬よりも体格が小さいため食費がかからないことや狂犬病の予防接種やしつけ・トレーニングの費用が不要なことが挙げられます。猫の飼い主は犬の飼い主に比べると、ペットの首輪や洋服などの嗜好品への支出が少ないことも特徴のひとつだと言えるでしょう。
 

ペットに費用をかける飼い主が多い

アニコム損害保険株式会社による調査では、その他に「自分自身よりもペットに費用をかけている項目は?」という質問が行われました。
 
この質問に対しては、美容院(理髪店)と回答した飼い主の割合が全体の32.4%で、最も高いという結果になっています。「定期的なトリミングは病気の予防のために必要」だと考えて、ペットの美容費用を惜しまない飼い主が多いようです。
 
その他には医療費という回答が31.5%、食費という回答が17.2%、栄養補助食品などのサプリメントという回答が12.3%と続いています。いずれの項目もペットの健康に関連した項目であり、多くの飼い主が「ペットは大切な家族の一員だからできるだけのことをしてあげたい」と考えているようです。
 

もしものためにペット保険への加入がおすすめ

犬を飼うために必要な年間の費用の平均は48万円で、猫を飼うために必要な年間の費用の平均は23万円となっています。
 
特に注意が必要なポイントとしては、病気やケガなどの治療費が高額になることが挙げられます。ペットを飼育するのであれば、いざという場合に備えるためにペット保険への加入を検討しておくと良いでしょう。
 
出典 アニコム損保株式会社「ペットにかける年間支出調査(2018年)」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部