更新日: 2020.01.09 その他

3連休は「三連休パス」でお得に周遊を!

執筆者 : 大場脩

3連休は「三連休パス」でお得に周遊を!
1月11日(土)から 1月13日(月)にかけて3連休がやってきます。今年初の3連休を楽しむための方法として「三連休パス」を活用して東日本、道南エリアを周遊してみるのはどうでしょうか? 
 
「三連休パス」が使える日程
成人の日  2020年1月11日(土)~1月13日(月)
天皇誕生日 2020年2月22日(土)~2月24日(月)
春分の日  2020年3月20日(金)~3月22日(日)
 
大場脩

執筆者:大場脩(おおば しゅう)

ファイナンシャルプランナー。

山形をベースに全国で活動する。
本人が地方在住、そして独身のため、独身向けのマネープラン、地方ならではのマネープラン実情に精通している。
得意分野は、専門用語を使わないお金の話、資産運用、確定拠出年金、保険の見直し、地方在住者の教育資金など身近なお金に関わること全般。
お金のことは前向きにシンプルに考えることがモットー。
ブログはほぼ毎日更新、専門用語を使わないわかりやすい説明を心がけている。
地元山形の金融リテラシー向上のために日々奔走中。
https://fp-syu.com/

<値段>

大人1万4050円、小児4300円
 

<ルール>

フリーエリア内のJR東日本、JR北海道、道南いさりび鉄道、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、三陸鉄道、北越急行、伊豆急行線、えちごトキめき鉄道の普通車自由席が乗り降り自由。別途、特急券を購入すれば在来線特急列車、新幹線に乗車可能。
 

<特徴>

従来の「週末パス」よりもフリーエリアの範囲が広く、特に東北は全域、JR北海道は森駅まで対象となりました。函館を中心とした北海道南部が利用可能なため、例えば土曜日は函館、日曜日は東北、月曜日は関東といった広範囲を一気に観光・周遊するプランが可能となります。
 

<注意事項>

当日の窓口購入は不可で、利用する場合は前日までに購入する必要があります。ちなみに私は11月2日(土)から11月4日(月)にかけて新潟、福島で仕事があり、ちょうど良い機会なので「三連休パス」を活用することにしました。
 
11月2日(土)の午前中に山形を出発して、最初の目的地である新潟県上越市(直江津駅)へ、その後11月4日(月)には福島県福島市(福島駅)を経由して、同日夜に山形に戻りました。乗り継ぎ行程は以下の通りです。
 
11月2日(土)山形→直江津(山形→大宮→上越妙高→直江津/接続の関係上、関東を経由)
11月4日(月)直江津→福島(直江津→上越妙高→大宮→福島/接続の関係上、関東を経由)
11月4日(月)福島→山形

通常通り購入すると……

山形→直江津(山形→大宮→上越妙高→直江津)
乗車券:9460円(山形→大宮→上越妙高)、250円(上越妙高→直江津)
自由席特急券:4380円(山形→大宮)、3530円(大宮→上越妙高)
合計:1万7620円
※11月2日(土)12:08山形発
 
直江津→福島(直江津→上越妙高→大宮→福島)
乗車券:250円(直江津→上越妙高)、8030円(上越妙高→福島)
自由席特急券:3530円(上越妙高→大宮)、3530円(大宮→福島)
合計:1万5340円
※11月4日(月)8:43直江津発
 
福島→山形
乗車券:1520円(福島→山形)
自由席特急券:1200円(福島→山形)
合計:2720円
※11月4日(月)17:35福島発
 
「三連休パス」を利用しない場合:3万5680円

三連休パスを利用した場合……

山形→直江津(山形→大宮→上越妙高→直江津)
自由席特急券:4380円(山形→大宮)、3530円(大宮→上越妙高)
合計:7910円
 
直江津→福島(直江津→上越妙高→大宮→福島)
自由席特急券:3530円(上越妙高→大宮)、3530円(大宮→福島)
合計7060円
 
福島→山形
自由席特急券:1200円(福島→山形)
乗車券(三連休パス):1万4050円
三連休パスを利用した場合:3万220円
 
差額:(「三連休パス」を利用しない場合:3万5680円)-(「三連休パス」を利用した場合:3万220円)=5460円
 
今回の行程の場合は「三連休パス」を利用したほうが5460円もお得になります。
 

<計算手順>

(1)移動経路を明確にして総運賃を計算する(特に乗車券部分)。
(2)乗車券部分が1万4050円を越える場合は「三連休パス」購入がお勧め。
 
このように私のような行程の場合は「三連休パス」のほうがお得に移動できることが分かりました。皆さんも三連休にお出掛けされる際は、三連休パスの利用を検討してみてはどうでしょうか?
 
[参考・引用] 「三連休東日本・函館パス」の発売について
 
執筆者:大場脩
ファイナンシャルプランナー。


 

ライターさん募集