更新日: 2019.01.07 その他

やっぱり趣味ってお金がかかる!? みんなはどこまでお金をかけているのか

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

やっぱり趣味ってお金がかかる!? みんなはどこまでお金をかけているのか
お金を貯めることが趣味なんて人もいますが、多くの人はいろんな趣味を持っていますよね。そして、その趣味にかかるお金も千差万別!はまってしまうと、「いくらでもお金が出ていくー」という恐ろしい趣味を持つ人も多そうです。
 
今回は、最近流行の趣味にしぼって、今から始めるならどれくらいお金がかかるのか、極めるとどこまでお金がかかるのかという視点で見てみたいと思います。
 
FINANCIAL FIELD編集部

Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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いまだ根強い趣味の王道、魚釣り

幅広い世代、そして長い年月にわたって根強い人気のある「釣り」という趣味。皆さんの周りにも一人は釣りが好きな方がいるのではないでしょうか。中高年の男性に多い趣味のような気もしますが、「釣り女子」「釣りガール」という言葉も生まれ、意外と幅広い世代で性別問わず親しまれています。
 

【初心者が道具を一式そろえて船釣りを始めるとして必要なもの】

 
実は初心者がちょっと楽しむだけであれば、5000円程度のセットなども販売されています。お試しで楽しみたい程度ならば、セットとえさを数百円程度で購入すれば、釣りを楽しむことができるのです。
 
しかし、実際に釣りを趣味にしていらっしゃる方にインタビューすると、初心者用のものなどで釣れるものは限られており、はまるとどんどん道具をグレードアップしたくなるのだとか。特に船釣りをするのなら、それに適した道具や装備も必要なようです。そういったものをある程度のグレードで一式そろえた場合の金額を、まとめてみたいと思います。
 
竿(さお)・リール・糸・うき/1万5000円
えさ・まきえ/1500円
クーラーボックス・氷/5000円
グローブ/2000円
救命胴衣/1万円

■合計/3万3500円

 
このような金額になりました。上記はある程度のグレードのものを想定した価格ですのでそれなりの金額になりますが、インタビューをした釣り暦○○年の方の道具一式は、大まかに今あるものだけ見積もっても30万円ほどはかかっているようでした。
 
さらに、船釣りをするのであれば、船レンタル1回/約3万円(3人で行くと考えて1万円/1人)程度は必要になるようです。
 

ひそかに人気が出てきている趣味、サイクリング

今SNSと共に、ブームになりつつあるサイクリング。近所や同じところを走るというだけではなく、ロードバイクを持ち込んで、旅×サイクリングというかたちで全国各地の景勝をめぐるなどして、その様子をSNSで発信しながら、楽しんでいる人も多いようです。
 

【初心者がロードバイクを使ったサイクリングを始めるとして必要なもの】

 
まずは、ロードバイク(本体のみ)。ネットで見てみると5万円以下のものも販売されています。しかし、サイクルショップなどで取材をすると、趣味として本格的に始めようという方のほとんどは10万円~20万円のものを選んでいるのだとか。
 
まずこのロードバイク代が大きな出費です。そして、一般的にロードバイクに乗るために必要な部品やウェアなどは、実はびっくりするほどあります。価格と一緒に一般的なものをまとめてみたいと思います。価格は、比較的、安価なグレードのものを想定しています。
 
ロードバイク本体/10万円
ロードバイクに必要な部品(ペダル、ライト、鍵など)/1万円
ヘルメット/8000円
空気入れ/2000円
スタンド/3000円
ウェア(上、下、インナー、ウィンドブレーカー、手袋、シューズなど)/4万円
バッグ(荷物入れ用のバッグ、輪行袋など)/1万円
メンテナンス系/6000円

■合計/17万9000円

 
ロードバイク本体10万円というのは決して、ロードバイクの中では高くありません。むしろお安いほうです。よりグレードの高いものをそろえようとすると10万単位でかかってくる金額が変わりそうです。
 
また、ロードバイクや周辺のグッズをそろえたところで終わりではありません。ここからサイクリング旅への出発です。国内旅行であったとしても、2泊もすれば交通費含めて数万円はかかりますね。
 

やっぱり趣味ってお金がかかる!?

実際に必要なものをあげて金額を見てみると、結構な出費だなと感じる方も多いのではないでしょうか。
 
でも、それが一生の趣味だ!この趣味があるからこそ働ける!とまで熱中できたらきっとその方の人生にとっては、金額以上の価値がありそうです。
 
ただ、ちょっと興味があってやってみようかなという方であれば、レンタルなどでお試しをして見極めたほうが、お財布にはやさしそうですね。
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部

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