更新日: 2019.01.10 その他
【防災】小さな子のいる家庭は子ども用防災グッズも検討しましょう
天災はいつ起こるかがわからないのでとても怖いです。みなさんは、何か起こった時のために防災グッズは用意していますか?
小さなお子さんがいるママは子どものための準備もしなければなりません。
防災グッズを備えるポイントについて少しアドバイスをしたいと思います。
Text:大林麗子(おおばやしれいこ)
ファイナンシャルプランナー2級。
大学卒業後、医療機関へ勤務。2児の母親。
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食料品や水の備蓄ポイント
まず、防災グッズと聞くと「食品・水」が頭に思い浮かぶのではないでしょうか。
食料品については、なるべく多めの備蓄をオススメします。内閣府の防災情報ページによると最低でも3日間は必要とされています。
もちろん天災が起こらないことが一番ですが、備蓄した食料品の中でも、消費期限が過ぎたものは捨ててしまわないといけません。
もったいないですよね。そこでポイントは、消費期限が長いもの、たとえば缶詰などを工夫することです。日頃、よく料理に使用する缶詰を多めに買っておき、使ったら買い足すという形で缶詰をストックするのがひとつの方法です。
水は、多くのものが2年程度で消費期限が切れてしまいます。
しかし、中には5年保存の水もありますので消費期限が長いものを用意しておきましょう。他には、消費期限が長めの乾物も備蓄にはオススメです。
子どもたちのための防災グッズ準備のポイント
子どもがいる家庭では、子どものための防災グッズも用意してあげてください。子どもはストレスが溜まりやすくなってしまうので、少しでも和らげられるものを備えましょう。
空腹はストレス・不安につながります。子どもが食べやすいようなお菓子・乾パンなどを用意しましょう。
また、バスタオルは暖をとるだけではなく、衣服・抱っこ紐(ひも)・布オムツなどに使用することができ、すごく役に立ちます。
余裕があればおもちゃも用意しましょう。ただし、たくさんのものを持って移動することは大変ですのでコンパクトに。
子どもは何にでも興味がありますので、その時にあるものをおもちゃにしてあげればいいと思います。子どもと離れた時のために住所・名前を書いた札を持たせるように用意するのも良いかもしれませんね。
その他準備しておくものについて
食料品・子どものための用品について少しポイントをお話ししましたが、他にもヘルメット・笛・ラジオ・その他たくさんのものが必要だと思います。
近年、防災についての意識が高まってきて、さまざまな防災グッズが売られています。一つ一つをそろえるのは大変ですし、何が必要か分からない時は、必要なものを持ち運びしやすくしたセットなどを利用してもいいでしょう。
また、大人の防災グッズセットだけではなく、子ども用の防災セットもあります。このようなセットを、食料品と合わせて、何かあった時のために用意しましょう。
地震被害が多く起こるようになってからは、携帯電話に地震速報の通知が入るようになりました。
2018年6月8日より国土交通省が「国土交通省ハザードマップポータルサイト」をスタートさせ、スマホなどでも洪水・浸水の被害が想定できるようになりました。
災害が起きた時これからどのようになる可能性があるかが想定できれば、早めの避難ができますので、国土交通省のHPにて確認してみてください。
Text:大林麗子(おおばやしれいこ)
ファイナンシャルプランナー2級。