最終更新日: 2019.01.11 公開日: 2018.06.22
暮らし

300ヶ所→2200ヶ所に拡大!?最近よく聞く『子ども食堂』とは!?

今、全国各地に広がっている子ども食堂。子ども食堂とは、無料または安価な金額で食事を提供してくれるコミュニティーで、NPO法人や民間の団体などが主体となって運営しています。
 
2016年には約300カ所だった数が、2018年には約2200カ所にまで拡大しています。
 
そんな子ども食堂とは、いったいどのような場所なのでしょうか。
 
前田菜緒

Text:

Text:前田菜緒(まえだ なお)

FPオフィス And Asset 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
確定拠出年金相談ねっと認定FP、2019年FP協会広報スタッフ

保険代理店勤務を経て独立。資産運用と保険に強いファイナンシャル・プランナーとして、子育て世代向けに相談やセミナーを行っている。全国どこからでも受講可能なオンラインセミナーを毎月開催。自宅で学べる手軽さと講座内容のわかりやすさが好評。子どもが寝てからでも参加できるよう、セミナーや相談は夜も行っている。

https://www.andasset.net/

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前田菜緒

執筆者:

Text:前田菜緒(まえだ なお)

FPオフィス And Asset 代表
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
確定拠出年金相談ねっと認定FP、2019年FP協会広報スタッフ

保険代理店勤務を経て独立。資産運用と保険に強いファイナンシャル・プランナーとして、子育て世代向けに相談やセミナーを行っている。全国どこからでも受講可能なオンラインセミナーを毎月開催。自宅で学べる手軽さと講座内容のわかりやすさが好評。子どもが寝てからでも参加できるよう、セミナーや相談は夜も行っている。

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子どもの貧困問題が存在する

子ども食堂が始まったのは2012年。東京都大田区の八百屋の店主が、近所の子どもに食事を提供したことから始まったそうです。2012年に始まり、わずか6年で急拡大している背景には、子どもの貧困の問題があるのです。
 
子どもの貧困を示す指標として、子どもの貧困率があります。少し難しい話になりますが、子どもの貧困率とは、日本全体の所得中央値の半分以下の所得で生活している18歳未満の子どもの割合です。
 
平成27年の所得の中央値は245万円でしたので、その半分の所得は122万円です。年間122万円以下で生活する世帯の子どもの割合が、日本には7人に1人の割合でいます。
 
まさか、日本に子どもの貧困問題があるなんて、と思った人もいるかもしれませんが、実は、日本はOECD加盟国でも7番目に貧困割合が高い国です。その割合も昭和60年から平成24年までゆるやかに上昇し続けているのです。
 
一人親世帯であるほど貧困状態にある子どもの割合は高く、子どもの孤食や満足にご飯が食べられない子どもがいる、という現実があるのです。子ども食堂は、このような背景から全国に急拡大しているのです。
 

子ども食堂とは

子ども食堂は、子どもであれば誰でも利用できます。また、子どもだけでなく大人も利用できますが、大人だけの利用はできないところもあります。
 
子どもの定義はありませんが、多くの子ども食堂で、高校生までとしているようです。
 
料金は子ども食堂によって異なりますが、子どもは無料から300円程度、大人は200円から500円程度で、栄養のあるバランスの良い食事を提供しています。
 

食事を提供するだけではない、子ども食堂

私自身も月に1回だけ開催される子ども食堂が近所にあり、利用したことがあります。食事は、ボランティアのママさんの手作りです。薄味で食事のバランスが良く、子どもにたくさん食べて欲しい食事内容でした。
 
折り紙や絵本も置いてあり、食事が終わったあとは子どもと一緒に遊べます。子ども食堂によっては、宿題タイムがあったり、音楽教室があったりするそうです。
 
子どもの貧困問題には、食事難だけでなく孤食の問題もありますから、親が働いていて子どもが一人で食事をすることがあるなら、ぜひ利用したい場所です。
 
子どもも寂しい思いをしなくてすみますし、栄養満点な食事を提供してくれますから、親としても助かります。
 
子ども食堂は、全国に拡大していますから、家の近くにあるかもしれません。開催日が決まっている所がほとんどなので、一度調べて子どもと一緒に行ってみてはいかがでしょうか。
 
Text:前田 菜緒(まえだ なお)
1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP(R)認定者



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