最終更新日: 2020.05.25 公開日: 2018.06.20
暮らし

海外旅行でおトクに外貨を使うには? 中編:現地ATMで外貨を引き出す方法は?

海外でお金を使う手段といっても、今は驚くほどバリエーションがあります。
 
大きくわけると、1.外貨を現金で手に入れる、2.現金を経由せずに支払う、の2つにわけられます。
 
前編では、1.の現金から現金へ両替する方法と注意点をお伝えしてきました。今回の中編では、1.の現地ATMで外貨を引き出す方法を紹介します。
 
福島えみ子

執筆者:

執筆者:福島えみ子(ふくしま えみこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
マネーディアセオリー株式会社 代表取締役
リュクスセオリーFPサロン 代表
大学卒業後、都市銀行に入行。複数の銀行、法律事務所勤務中に、人生の悩みは結局のところお金と密接に関係することを痛感、人生をより幸せで豊かにするお手伝いがしたいとファイナンシャルプランナーに。FP会社にて勤務後、独立。これまで500件以上の個人相談を担当すると共に、セミナー、執筆と幅広く活動。相続・資産運用・住宅相談・リタイヤメントプラン等を得意とし、個人相談にも力を入れる一方で、セミナーや企業研修、執筆を通じてわかりやすくお金の知識を発信することに注力している。

http://mdtheory.co.jp/

詳細はこちら
福島えみ子

執筆者:

執筆者:福島えみ子(ふくしま えみこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
マネーディアセオリー株式会社 代表取締役
リュクスセオリーFPサロン 代表
大学卒業後、都市銀行に入行。複数の銀行、法律事務所勤務中に、人生の悩みは結局のところお金と密接に関係することを痛感、人生をより幸せで豊かにするお手伝いがしたいとファイナンシャルプランナーに。FP会社にて勤務後、独立。これまで500件以上の個人相談を担当すると共に、セミナー、執筆と幅広く活動。相続・資産運用・住宅相談・リタイヤメントプラン等を得意とし、個人相談にも力を入れる一方で、セミナーや企業研修、執筆を通じてわかりやすくお金の知識を発信することに注力している。

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両替以外に外貨を現金で手に入れるバリエーションは?

まず、外貨を使うさまざまな方法を紹介していく前に、これらの方法を比較する際は、1.為替手数料と、2.そのほか手数料(両替手数料や事務手数料等)の各手数料額を含めたトータルコストを比較していくことがポイント、と覚えておいてください。
 
外貨の現金を手に入れる方法には、ざっと下記のようなものがあります。
 
1)現金から現金へ両替する
2)FXの口座から現金を受け取る
3)銀行口座などから海外ATMで現金を引き出す
4)プリペイドカード等を使って海外ATMから現金を引き出す
5)クレジットカードを使い、キャッシングで海外ATMから現金を引き出す
 
このうち、1)と2)については前編で触れましたから、ここでは3)~5)の「現地ATMで外貨を引き出す方法」を紹介します。
 

海外ATMで外貨現金を手に入れるには?

同じ外貨現金を手にするのでも、現地ATMで外貨を引き出すメリットは、なんといっても、最も割高であるキャッシュレートよりも割安なレートが適用されるところ。
 
3)の銀行口座から引き出す方法には、さらに、A)外貨預金口座から引き出すタイプ、B)円預金口座から外貨に変換して引き出すタイプの2つがあり、A)のほうが外貨をそのまま引き出すため、その分の為替手数料がかからず、より有利です。
 
ただし注意点は、為替手数料以外に事務手数料やATM手数料がかかることもあるところ。
 
いくらかかるかは、銀行口座や使用するカードによってさまざまで、216円などの定額設定もあれば1.76%などの料率設定もあります。料率では引き出し金額が大きいほど手数料額が大きくなるため、どちらが有利かは引き出す金額しだいです。
 
なお、なかにはその銀行の外貨口座の有無や取引に応じたステージによりATM手数料や為替手数料が無料、あるいは優遇されるところもありますから、まずは手数料の適用条件もしっかり確認してみてください。
 

海外専用プリペイドカードを使う

海外専用プリペイドカードでもATM引き出しができます。上記と違うのは、あらかじめこのカードにチャージ(入金)しておく手間と、そして多くのカードでチャージ手数料がかかること。
 
手数料率は1.5~3.5%等カードにより異なりますが、チャージ手数料が安いカードはATM手数料もダブルでかかることがあるなど、ここでもあらかじめ適用条件はしっかり確認しましょう。
 
プリペイドカードの多くはデビット機能も持ち、それを使ってショッピング利用するときの手数料も0~5%まで幅があるため、こちらも要確認です。
 
また、帰国後あまったお金をカードから取り出すときに手数料がかかるものもあります。海外でいくら使うかは予測がつきにくいもの。チャージ分を使い切らなかった場合のことも考えておきたいところです。
 
なお、カードにより対応通貨が限られることも注意点です。
 
このように、プリペイドカードは手数料分がかさみがちという面もありますが、一方で外貨預金やクレジットカードを持たない人が、海外旅行の間だけ決済手段を持ちたい場合には便利です。
 

海外キャッシングという手も

クレジットカードでATMからキャッシングを行う方法もあります。
 
キャッシングでは為替手数料が不要の代わりに(ただし適用為替レートはカード会社でそれぞれ)、利用日の翌日から支払日までのキャッシング(借入)利息が必要となります。多くの場合、金利は18%程度です。
 
例えば、15日締日で翌月10日払い、金利18%のカードの場合。
 
1ドル111.50円のレートで500ドルを5月12日にキャッシングすれば、キャッシング利息は790円。
 
前編で紹介した銀行の現金両替が1ドル113.50円の時の支払日本円56,750円と比べると、トータルの支払日本円は56,040円となり、現金両替より710円有利です。
 
ただし、利用日が仮に5月5日ならば利息は981円ですから、カードの締日と利用タイミングにもおトク度は左右されます。
 
なお、この利息にカード会社によりATM手数料がプラスされることがあります。
 
後編では、現金以外で外貨を使う方法を紹介していきます。
 
Text:福島 えみ子(ふくしま えみこ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
マネーディアセオリー株式会社 代表取締役
リュクスセオリーFPサロン 代表



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