最終更新日: 2019.01.10 公開日: 2018.03.18
暮らし

グローバル化が進む現代において高校生が「外国へ学びにいく」メリットとは

現代はグローバル化が進み、変化が速い時代です。

インターネットも普及し、海外の情報は容易に日本語で読めるようになりました。インバウンドの観光客も増え、私たちは身近に外国人と接する機会も増えています。

少子高齢化の我が国では、アジア諸国の若者が日本の大学を卒業し、そのまま日本企業に就職することも珍しくなくなりました。

日本に居ながらにして、海外の情報を得ることや異文化の体験ができるようになりつつある今、私たち自らが外国へ学びに行くメリットは何なのでしょうか。
岩永真理

Text:

Text:岩永真理(いわなが まり)

一級ファイナンシャル・プランニング技能士

CFP®
ロングステイ・アドバイザー、住宅ローンアドバイザー、一般財団法人女性労働協会 認定講師。IFPコンフォート代表
横浜市出身、早稲田大学卒業。大手金融機関に入行後、ルクセンブルグ赴任等を含め10年超勤務。結婚後は夫の転勤に伴い、ロンドン・上海・ニューヨーク・シンガポールに通算15年以上在住。ロンドンでは、現地の小学生に日本文化を伝えるボランティア活動を展開。
CFP®として独立後は、個別相談・セミナー講師・執筆などを行う。
幅広い世代のライフプランに基づく資産運用、リタイアメントプラン、国際結婚のカップルの相談など多数。グローバルな視点からの柔軟な提案を心掛けている。
3キン(金融・年金・税金)の知識の有無が人生の岐路を左右すると考え、学校教育でこれらの知識が身につく社会になることを提唱している。
ホームページ:http://www.iwanaga-mari-fp.jp/

詳細はこちら
岩永真理

執筆者:

Text:岩永真理(いわなが まり)

一級ファイナンシャル・プランニング技能士

CFP®
ロングステイ・アドバイザー、住宅ローンアドバイザー、一般財団法人女性労働協会 認定講師。IFPコンフォート代表
横浜市出身、早稲田大学卒業。大手金融機関に入行後、ルクセンブルグ赴任等を含め10年超勤務。結婚後は夫の転勤に伴い、ロンドン・上海・ニューヨーク・シンガポールに通算15年以上在住。ロンドンでは、現地の小学生に日本文化を伝えるボランティア活動を展開。
CFP®として独立後は、個別相談・セミナー講師・執筆などを行う。
幅広い世代のライフプランに基づく資産運用、リタイアメントプラン、国際結婚のカップルの相談など多数。グローバルな視点からの柔軟な提案を心掛けている。
3キン(金融・年金・税金)の知識の有無が人生の岐路を左右すると考え、学校教育でこれらの知識が身につく社会になることを提唱している。
ホームページ:http://www.iwanaga-mari-fp.jp/

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10代は留学適齢期

10代は最も多感で、体力、気力、記憶力などが充実しているため、ほかの年代と比較すると、吸収できる物事が多いと考えられます。
 
人生の早い時期に異文化に出合い、知らないことを知り、異なる価値観に触れることで、時には驚いたり、考えたりする時間を持つことになるでしょう。こうした体験はその後の人生において、広い視野から俯瞰し、偏見や差別を持たない考え方をはぐくむことにつながるのではないでしょうか。
 
人間形成において重要な時期である10代だからこそ、世界を知り、外から日本を眺める経験を持つことは、大変有意義なことと思われます。
 

語学は身を助ける

どんなに翻訳ソフトが発達した時代においても、それを使いこなすのは血の通った人間です。人の言葉や書いたものには、通訳や翻訳では伝えきれない「文化の違い」が必ず存在します。
 
その心を読み解く感性がなければ、本当の意味で相手を理解することも、自分の気持ちを伝えることも難しいでしょう。
 
語学は単なる伝達の手段でしかありませんが、その手段を高いレベルで上手に使いこなす力は、スムーズなコミュニケーションや相互理解には不可欠です。
 
通り一遍では身につかない語学こそ、現地で徹底的に習得できる留学は大きなメリットです。そして、この能力は一度身につけてしまえば「一生もの」なのです。
 

留学費用をどうするか

留学を考えたとき、ただでさえ高額になり得る教育費のなかで、費用をどう捻出するのかが最大の悩みでしょう。日本国内の大学へ進学する場合の奨学金は、利用者も多いため貸与型も多いですが、海外留学の奨学金は下記のような給付型の選択肢もあります。
 
もし奨学金の給付を受けることができれば、日本の大学へ通うよりも経済的な負担が少なく外国の大学に入学や通学ができる可能性もあります。
 
日本学生支援機構で取り扱っているものは下記のとおりです。
 
1. 海外留学支援制度(学部学位取得型)〈給付型〉
・対象分野:学士の学位取得が可能な分野(芸術の実技分野を除く)
・期間:原則4年
・支給額:奨学金月額 59,000円~118,000円(平成30年度)
・授業料:1万米ドル相当までは実費額を支給、それを超える場合は採用状況により、予算の範囲内で追加支給する場合あり(250万円が上限)
 
応募者の要件等の詳細は日本学生支援機構ウェブサイトで調べられます。
http://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/scholarship_search/
 
2. 官民共同海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表支援プログラム~高校生コース
・期間:14日~365日(コースにより異なる)
・コース:語学留学、現地高校・大学へ通学、インターンシップ、スポーツ・芸術、国際ボランティアなど多様
・奨学金:コース、期間、日本学生支援機構の第二種奨学金の家計基準を満たすか満たさないかで異なる
 
詳細は下記サイトで調べられます。
http://www.tobitate.mext.go.jp/hs/program/index.html
 
通常の学士であれば(1)を、短期留学やその他インターンシップ、スポーツや国際ボランティアなどに興味がある場合は(2)を利用することができるので、多くの高校生にチャンスがあるのではないかと思われます。
 
ぜひ、若い力と心でチャレンジしてほしいと思います。
 
Text:岩永 真理(いわなが まり)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®
ロングステイ・アドバイザー、住宅ローンアドバイザー、一般財団法人女性労働協会 認定講師。IFPコンフォート代表



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