最終更新日: 2019.01.08 公開日: 2017.10.06
暮らし

片づけの美学⑧ 使いやすい収納にするための5つの準備

上手くいくお片づけの手順を知っていただいたので、実際に片づけてみた方もいらっしゃると思います。

進み具合はいかがでしょうか?一生懸命やりすぎて疲れてしまうと、次に取り掛かるのをためらってしまうこともあるので、ほどほどに。ゆっくり進めていきましょう。

今回は、収納をもっと便利にするための更なるコツをお伝えしていきます。
奥野愉加子

Text:

Text:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

詳細はこちら
奥野愉加子

執筆者:

Text:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

詳細はこちら

 

5つの準備

 
収納はグループにして、よく使う順番に入れましょうね。と軽くお伝えしてあるだけなので、今回は使いやすい収納にするための準備のコツをじっくりお伝えします。準備には5つのポイントがあります。

 

1.ちょうどいい量にする

 
持っているモノを減らす時に、問題になるのが、「どれだけ減らすか」ということです。ポイントはちょうどいい量にすることです。

しかし、私から読者の方に対して、タオルは10枚だけです!と決めることはできません。なぜなら、モノの好みやこだわりはもとより、収納できる量や買い物の頻度、お洗濯の頻度、また家を空ける頻度など、それぞれ全く違うからです。

ちょうどいい量を考えるときに収納できる量も大切ですが、最も大切なのは生活スタイルです。わが家では、1日1度はお洗濯をします。ですから、タオル類は2日間くらいで使い切る量があれば十分。私や子どもの下着類も3日分くらい持っているだけです。でも、夫は出張や一人で家に残る機会もあるので、週末の洗濯だけで1週間過ごせるよう5日分くらいの下着類とカッターシャツを持っています。これだけあるだけで困ることはありません。

皆さんのご家庭では、タオル類・下着類はどのくらいお持ちでしょうか。たくさんあっても使わないのであれば、量は最低限にして少し質のいいモノを使ってみるというのも楽しいのではないでしょうか。

 

2.動作・動線はスムーズに

 
動線というのは、人が動いているルートのことです。この動線が長ければ長いほど、作業に時間がかかります。モノを使おうと思って取り出す際は、人は動けます。しかし、使い終わって片づける時、この動線が長いと面倒でそのまま置いてしまいがちに。使ったら仕舞うという行動が完結しづらくなるので、動線を短くすることはとても大切です。

我が家は引っ越し直後、日常的に使うはずだった洗濯干しスペースが完成しておらず、一時的に2階のベランダを使っていました。

1階の洗濯機から2階まで洗濯物を持ち上げて干し、乾いたらまた1階に持ち降りて、畳んで収納する。短い期間でしたが、家が広くなった直後でもあり、すごく疲れた思い出です。現在は洗濯機から10歩弱の干しスペースのおかげで、動線が短く楽な動きで助かっています。

このように建物の間取りに問題がある場合もありますが、棚をひとつ加えるだけで解決する問題もありますので、「なんだか使いづらいなぁ」と思われている場合は、原因を考えてみると何か気づきがあるかもしれません。

お子さまに自分でお片づけをしてほしいご家庭でも、動線を短くすることが大切です。

毎日の準備は1つの空間でできているか、衣類は楽に取り出せか、お子さまの意見を聞きながら見直されるときっと発見があると思います。

 

3.使う頻度で分ける

 
これまで何度がお伝えしてきていますが、再度ご確認ください。毎日使っているモノと何年も使っていないモノとが同じ場所に収納されていないでしょうか?

 例えばキッチンツール。引き出しいっぱいキッチンツールが入っているご家庭をお見掛けしますが、すべて使っているものでしょうか? ぱんぱんの引き出しは締まりづらかったり、使いたいモノが引っかかってイライラしたり……そんなトラブルはありませんか?

使う頻度で分けて、きちんと管理できると、よく使うモノはより使いやすくなります。年に1度使うモノは適切な場面に保管することで、必要な時により使いやすくなります。
 

4.グループをつくる

 
一緒に使うモノをグループにしてまとめておくと、使うときに便利です。特に頻繁に使わないモノほど、グループにしておくことをお勧めします。グループにしておかないと、使うことを忘れてしまうからです。

他にもキャンプ用品や水遊びのグッズのように、外出時に使うモノをまとめてしまっておくと、忘れ物をしないで済むので、急な出費を減らせることにつながります。

もちろん、よく使うモノもグループにすることで便利になります。朝食に食べるモノをトレーに載せておけば朝食をさっと準備できたり、毎日ポケットにいれるお財布や会社のIDをまとめて置いておけば忘れ物もしません。
 

5.居場所を決める

 
1~4まで準備が出来たら、最後にそれぞれの居場所を決めましょう。居場所は、使う人みんなが使いやすくて覚えやすい所にしてください。居場所を決めたらラベルを張りましょう。

ラベルを張ると、いつも使う人はもちろん、時々しか使わない人もモノを自分で見つけることができます。モノの居場所を共有できると職場がとても効率的になります。家庭では、家事の傍観者の方も自分で探すことができるので、自発的に動いてもらうチャンスになります。

 

まとめ

 
これらの準備を進めることで、使い勝手のいい収納は出来上がっていきます。すべてを盛り込むのが難しければ、このポイントだけは気を付けようなど、ご自分のライフスタイルに合うモノを取り入れてくださいね。

 



▲PAGETOP