最終更新日: 2019.01.08 公開日: 2017.08.14
暮らし

〈大人のための夏休みホームワーク〉 ③お金を整理して、夢をかたちにしませんか。

3回目は、1回目の「将来やりたいこと」を実現する予算と2回目に整理した「資産」のバランスを考えます。エンディングノートを作られた方が「思った以上にお小遣いが使えることが分かったので、まだまだ遊べるな~と思いました」と感想を述べられました。将来が不安なので遊ぶのを我慢して貯蓄に走る若年層、介護費用などが不安で貯蓄を取り崩せないシニア層の方々は、心配し過ぎのケースも多いのです。
 
宮﨑真紀子

Text:

Text:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

宮﨑真紀子

執筆者:

Text:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

やりたいことを実現する日付を決める

 

1回目に年表に「やりたいこと」を記入しました。中には、いつかは~と漠然な夢も記入しました。でも「いつかは」と思っていることは、実現しないと言われています。ここで、「いつかは」としていた夢に期日を決めてください。

やりたいことは複数あるので、優先順位をつけます。長男の大学進学といったことは、期日をずらせませんので優先します。ペットと暮らせる家に引っ越すのは、引っ越し費用が貯まらなければ延期出来ます。この計画リストはFPで「ライフプラン表」と呼ばれるものです。やりたいことは今後も増えますので、優先順位も変わります。毎年見直すと良いでしょう。毎年の収支の中に予算を組み込んで、資金を用意します。目的別に積み立て預金をすると夢の実現に近づきます。

老後の資金の取り崩し方を悩んでいる方も、同じ方法で考えます。優先順位の高い「やりたいこと」は一番に予算をとります。実現する期日も前倒しするくらいの意気込みが良いです。

短~中期的な「今年中にやりたいことリスト」や「2020年までにやりたいことリスト」を作るのも賛成です。“やりたいこと”だけでなく、“やらなくてはいけないこと”を加えるのも妙案ですが、こちらが多すぎてノートを開けるのが苦痛では困ります。時々開いて、「やりたい夢に向かって頑張ろう」が本来のノートの目的です。

 

〈収支状況の洗い出しと夢をかたちにする方法〉お金だけでなく、自分の整理にも役立ちます

 

今回の「夏休みホームワーク」の最終目的は2つあります。

1つ目は、夢を叶えるノートとして、やりたいことを明らかにすること。

書くことで自分の気持ちの整理が出来ます。自分の為のノートです。このままの貯金のペースで、資金は大丈夫なのか。貯金を増やす必要があれば、節約をしなくてはいけません。その場合は、1か月間家計簿を付けることをお勧めします。絵日記の感覚で毎日使う度にメモします。費目を分ける等、面倒なことはしなくても、つけるだけでも効果はあります。

シニア世代の方も、資産を「遺す」「使う」に分けることで、“どれだけ使えるか”がわかります。旅行の内容をグレードアップ出来るのか、逆に回数を減らさなければならないのか知ることが出来れば安心です。

2つ目は、家族に伝えたいことをノートに残すこと。

残された人の為のノートです。エンディングや相続の機能を果たすためには、更に下記のことも記しておくと良いです。

図_暮らし23

*親族・友人の連絡先リスト(どういう繋がりかも分かると便利)

*家系図

*お葬式やお墓に関する希望 など

 

現役世代の方にとっては、2つ目は「早すぎる」内容かもしれません。ですが、一人暮らしをしている方は勿論、家族と同居している場合でも、交友関係は自分しか知らない部分が多いものです。

 

私の経験を振り返ってみても父を亡くした時に、あれもこれも聞いておけば良かった、と思いました。エンディングノートも、発案の理由はそこにあるのかもしれません。今では、より自分らしく生きるためのノートとして活用されています。作ってみると自分でも忘れていたことも多く、自分のことを整理する良い機会になります。ぜひ素敵なノートにしてください。