生命保険は「教育資金」や「老後」に備えるための貯蓄にもなる? 学資・年金・養老保険の違いと活用法を解説

配信日: 2025.02.25

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生命保険は「教育資金」や「老後」に備えるための貯蓄にもなる? 学資・年金・養老保険の違いと活用法を解説
本記事では、貯蓄と保障機能を兼ね備えた生命保険について説明したいと思います。対象は養老保険、個人年金保険、学資保険です。
浦上登

執筆者:浦上登(うらかみ のぼる)

サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー

東京の築地生まれ。魚市場や築地本願寺のある下町で育つ。
 
早稲田大学卒業後、大手メーカーに勤務、海外向けプラント輸出ビジネスに携わる。今までに訪れた国は35か国を超える。その後、保険代理店に勤め、ファイナンシャル・プランナーの資格を取得。
 
現在、サマーアロー・コンサルティングの代表、駒沢女子大学特別招聘講師。CFP資格認定者。証券外務員第一種。FPとして種々の相談業務を行うとともに、いくつかのセミナー、講演を行う。
 
趣味は、映画鑑賞、サッカー、旅行。映画鑑賞のジャンルは何でもありで、最近はアクションもの、推理ものに熱中している。

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保障と貯蓄機能を兼ね備えた生命保険

「貯蓄と保障機能を兼ね備えた生命保険」とは、保険の目的の達成のために、どちらの機能も必要とする保険をいいます。
 

養老保険

養老保険は、死亡保険と生存保険の両方の機能を備えた保険です。保険期間中に被保険者が死亡または高度障害になったときは、死亡保険金や高度障害保険金が支払われます。一方で満期まで生存したときは、満期保険金が支払われます。つまり、生死混合保険ということができます。
 
定期保険特約付養老保険
「定期保険特約付養老保険」は、養老保険に定期保険特約を上乗せして、死亡保障機能を強化した保険です。 死亡したときには、養老保険と定期保険特約を合わせた死亡保険金が支払われます。満期時には通常の養老保険と同様、養老保険部分から満期保険金を受け取ることができます。
 

個人年金保険

1. 個人年金保険とは?

個人年金保険は、貯蓄した保険料を運用しながら年金支払い時に取り崩す「貯蓄型」に、死亡保障を組み入れた商品です。
 
通常の個人年金保険では受取年金額が決まっていますが、中には保険料払込期間中の運用実績次第で受取年金額が変動する「変額年金保険」もあります。また、「米ドル建て」などの外貨で運用する「外貨建保険」もあります。
 

2. 個人年金保険の種類

(1) 終身年金
被保険者が生存している期間に限り、年金を支払う保険です。被保険者の存命中は毎年年金を受け取れますが、死亡した時点で年金の支払いは終了します。
 
その中でも「保証期間付終身年金」は、保証期間中(10年・15年など)は被保険者の生死によらず年金を受け取れるだけでなく、その後も被保険者が生存していれば、終身にわたり年金を受け取ることが可能です。
 
(2) 確定年金
被保険者の生死に関係なく、10年・15年などの一定期間、年金を受け取ることができます。年金受取期間中に被保険者が亡くなった場合には、遺族が残りの期間分の年金または一時金を受け取ることができます。
 
(3) 有期年金
確定年金と同様に、一定期間年金を受け取ることが可能ですが、被保険者が死亡した時点で年金が終了します。ただし、「保証期間付有期年金」は保証期間内であれば、遺族が残りの期間分の年金または一時金を受け取ることが可能です。
 
(4) 夫婦年金
終身年金を夫婦の枠に広げた保険で、夫婦のいずれかが生存している限り、年金を受け取ることが可能です。
 

学資保険

学資保険は、子どもの教育資金の準備、契約者(親)に万が一のことが起きた場合の子どもの養育資金の確保を目的とした保険です。子どもの学齢期や満期時(15歳、18歳、20歳、22歳など)に祝金や満期保険金などを受け取り、学校の入学金などに充当することができます。
 
学資保険は通常、父親または母親のいずれかが契約者、子どもが被保険者となり、親子で加入する保険です。支給される給付金、保険金は次のとおりです。
 
(1) 祝金
学校入学時などに、祝金を受け取れます。
 
(2) 育英年金
学資保険の中には、契約者(親)に万が一のことがあった場合、保険期間中は毎年子どもが養育年金を受け取ることができるもの(育英年金付学資保険)があります。また、その場合、その後の保険料は払込免除となります。
 
(3) 死亡保険金
子どもが死亡した場合、死亡保険金を受け取ることが可能です。ただし、子どもの死亡保障を目的とした保険ではないため、保障は通常少額です。
 

まとめ

本記事では貯蓄と保障機能を兼ね備えた生命保険の種類と用途について、学資保険・養老保険・個人年金保険を例に挙げて説明しました。本記事を参考に自分にあった生命保険に加入し万が一の場合に備えておきましょう。
 
執筆者:浦上登
サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー

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