更新日: 2024.10.06 その他保険
上司に初めてゴルフに連れて行ってもらい、これからも続けたいです。続けるなら「ゴルフ保険は絶対入ったほうがいい」と言われましたが、なぜでしょうか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ゴルフ保険で受けられる補償
ゴルフ保険とは、ゴルフ場やゴルフ練習場でのプレー中や練習中、指導中などに起こるリスクに対して補償を受けられる損害保険の一種です。けが・損害・盗難、さらにはホールインワンやアルバトロス達成時のお祝いに備えることができます。本項では、ゴルフ保険の具体的な補償について解説します。
ゴルフのプレー中のけが
ゴルフの競技中などにけがをした場合、保険金が支払われます。ゴルフ場におけるけがとしては、ゴルフボールが当たったり移動中につまずいて転倒したりといったシチュエーションが想定できるでしょう。また、熱中症になった場合も保険金が支払われる保険もあります。
ゴルフ用具の破損・盗難
ゴルフ場において、ゴルフ用品が壊れたり盗まれたりした場合に補償されます。例えば、プレーしている際にゴルフクラブを折ってしまった、ゴルフ練習場で目を離したすきにゴルフバッグが盗まれてしまったというケースで、保険金を受け取れるでしょう。ただし、破損の場合は、保険金の支払額が時価になるケースが多いため注意が必要です。
他人に対してけがをさせた、ゴルフ用具を壊した
プレーしている際、ゴルフボールがほかの人に当たってけがをさせてしまったり、ほかの人の所有物である用具やカートを壊したりしてしまったりした場合に補償されます。
ゴルフ保険によっては、自宅でのゴルフ練習中に隣の家の窓ガラスを割ってしまったというケースでも、保険金が支払われることもあります。
ホールインワン等のお祝い
ホールインワンやアルバトロスを達成したときにお祝いがあり、かかった費用が補償されます。補償されるものとしては、友人を招いての祝賀会や記念品の配布が該当します。なお、キャディーによる証言が必要となるため、同伴していない場合は保険金が支払われないこともあるでしょう。
ゴルフ保険に加入する際に気を付けるポイント
ゴルフ保険に加入することで、プレー中におけるさまざまなリスクに対して一括で補償を受けられます。しかし、保険に加入することで保険料の負担を感じることもあるでしょう。その場合、すでに加入している保険でカバーできることもあります。また、ゴルフ保険を自分にあった内容にすることで、保険料をおさえられるかもしれません。
そこで、本項では、ゴルフ保険に加入する前に気を付けておきたいポイントを解説します。
すでに加入している保険でカバーできるか確認する
医療保険・傷害保険・火災保険などで、ゴルフ保険で受けられるものと同等の補償を受けられることもあります。
プレー中の自身のけがであれば医療保険や傷害保険、他人をけがさせた場合は火災保険や自動車保険などの特約やオプションにある個人賠償責任保険を活用することで、リスクをカバーできるかもしれません。自分が加入している保険でリスクに対応できるか、確認してみるとよいでしょう。
1日ゴルフ保険も検討する
ゴルフに行く回数が多くない場合は、1日ゴルフ保険への加入を検討しましょう。1日ゴルフ保険は、「たまにしか行かないからゴルフ保険に加入するのはもったいない」と思っている人向きです。前日までに加入するタイプや、当日加入もできるタイプもあります。
ゴルフ保険への加入を検討してみよう
ゴルフ保険に加入することで、プレー中に起こりうるさまざまなリスクが補償されます。けが・損害・盗難だけでなく、祝賀会の費用も一括で補償される点はゴルフ保険ならではといえるでしょう。
ゴルフ保険に加入せずとも、すでに加入している保険でまかなえる可能性もあります。プレーの頻度によっては1日ゴルフ保険という選択肢も視野に入れておきましょう。ゴルフ保険は、自分の保険加入状況やプレー頻度によって選んでください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー