最終更新日: 2020.04.07 公開日: 2019.05.27
保険

実はとってもシンプルな生命保険4種類と特徴

生命保険は大切な家族のために万が一に備えておくもの。それぞれの目的に合った保険を選択できるかがとても大切です。
 
しかし、目には見えない商品であるがゆえに何となく難しそうと思い込んでしまっていたり、各保険会社の販売競争の中で差別化のために組み合わせが複雑になり、選択肢が多岐にわたることで分かりにくくなっていたりすることも事実です。
 
そこで今回は自分で判断できる生命保険の基礎知識をお伝えしたいと思います。
 
園田経人

執筆者:

執筆者:園田経人(そのだ つねと)

株式会社SFPコンサルティング 代表取締役

学習塾在職中に「FP」に出会い、自分自身の未来設計の無さに気付き、大人の進路指導をすべく生命保険会社へ転職。そこで営業を行う中でそもそものファイナンス知識の普及の重要性を痛感し、FPを活用した経営コンサルティング会社を起業。現在、創業支援や中小企業向けの経営支援を中心に活動中。お金に振り回されない未来こそが幸せな未来だと考えます。

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園田経人

執筆者:

執筆者:園田経人(そのだ つねと)

株式会社SFPコンサルティング 代表取締役

学習塾在職中に「FP」に出会い、自分自身の未来設計の無さに気付き、大人の進路指導をすべく生命保険会社へ転職。そこで営業を行う中でそもそものファイナンス知識の普及の重要性を痛感し、FPを活用した経営コンサルティング会社を起業。現在、創業支援や中小企業向けの経営支援を中心に活動中。お金に振り回されない未来こそが幸せな未来だと考えます。

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実はとってもシンプル。生命保険は4種類しかない

保険商品のタイトルを見てみてください。長い名前のものも多いと思いますが注目すべきは末尾だけです。「〇〇型△△付終身保険」でしたらこの保険は「終身保険」です。終身保険にいろいろとくっついているだけです。このように末尾だけに注目すると生命保険の種類が分かります。
 
生命保険を簡単に分類すると、(1)期間があるかないか、と(2)貯蓄性があるかないか、で4つに分けることができます。
 
まず、期間がなく貯蓄性があるものが「終身保険」です。読んで字のごとく一生涯の保障がありかつ不測の資金難にも対応できます。
 
次に、期間があり貯蓄性がないものが「定期保険」、いわゆる掛け捨て保険です。
 
例えば、子供が成人するまでの20年間、自分の身に何かあったときのために月に20万円の生活費を20年分で約5000万円、といった感じです。その期間を過ぎると保障はなくなります。掛け捨てという言葉からもったいないイメージの強い保険ですが、先の例でいえば20年間無事だったということはその分貯蓄もできるわけで、少額で大きな保障を得られるという意味では最も保険らしい保険といえるでしょう。
 
そして、期間があり貯蓄性もある保険が「養老保険」です。
 
20年間の万が一に備え、無事満期を迎えるとそれまで支払った額と同程度の満期金が戻ってくる、というものです。子供の教育資金として貯蓄する学資保険もこの分類に入れてもいいでしょう。
 
最後に、期間がなく貯蓄性もないのが「医療保険」です。
 
生きている限り病気やけがに備えて必要な保障ですので満期がなく掛け捨てのものが多いです。
※実際には貯蓄性があり不測の資金難にも備えられたり、死亡給付金があったりするものも多く、「終身保険」の一種であるという考え方もあります。
 

養老保険の今昔物語

この4分類を見ると万が一にも備えられ、無事に満期を迎えれば払ったお金が戻ってくる「養老保険」が最もお得に思われるかもしれません。月々の支払いは大きくなりますが、預け先が銀行ではなく保険会社だと思えば預貯金の代わりと考えることもできるでしょう。営業マンからしても単価の高い養老保険はぜひともプッシュしたい商品です。
 
しかし、本当にお得なのでしょうか。以前は予定利率が5%などという時代もあり、10年預ければ倍になる、という時代も確かにありました。平成一桁台から平成10年くらいまでの契約で満期が25年、30年といった養老保険はまさに「お宝保険」、貯蓄性だけをいうなら、営業マンに何といわれても決して解約や乗り換えをしてはいけません。
 
しかし、これから新たに加入するのでしたら少し考えものです。なぜなら現在の予定利率では満期を迎えても元本割れすることがほとんどだからです。この点は必ず加入前に確認してください。
 
また、養老保険の中にはオプションで医療保険が付いているものもあります。※これはサービスではなくその医療保険分がしっかりと保険料に含まれていますから元本割れするのも必然です。そもそもの養老保険の加入目的が貯蓄にあるのであればこういった特約は外してしまいましょう。※保険用語では「特約」といいます。
 
最後にこの低金利の時代の保険選びでは「流動性」が大きなポイントとなります。保険は長く付き合う商品ですから途中でやめたり動かしたりしづらい商品です。言い換える、と貯蓄性がどうのといいつつも実はとっても換金しづらい商品なのです。
 
この変化の速い時代にさっと現金化できない貯蓄であること、貯蓄は保険でなくてもできることを忘れずに保険商品の検討をしてください。
 
執筆者:園田経人(そのだ つねと)
株式会社SFPコンサルティング 代表取締役
 

   

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