更新日: 2024.02.18 年収

26歳男性です。年収「300万円」という理由で彼女の親から結婚を反対されています…平均より少ないのでしょうか?

26歳男性です。年収「300万円」という理由で彼女の親から結婚を反対されています…平均より少ないのでしょうか?
結婚には、さまざまな支出が伴うため、ご結婚相手の年収が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
 
また、年収によっては、お相手のご両親から結婚を反対されてしまうケースもあるようです。
 
本記事では、20代男性の平均年収や、勤続年数別の平均年収を紹介し、事例について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

20代男性の平均年収

国税庁 長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、20代男性の平均給与は表1の通りです。
 
表1

平均給与
20~24歳の男性 291万円
25~29歳の男性 420万円
20代男性の平均 355万5000円

※国税庁 長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成
 
表1より、26歳男性で年収が300万円の場合は、同世代の平均よりも120万円ほど年収が低いことが分かります。
 
20代全体の平均も含めて考えると、現在の年収に加えて55万円~120万円ほどあれば同世代の年収に近づき、相手のご両親から認められる可能性が高くなるでしょう。
 
また、20代はキャリア形成の途中である方も多く、勤続による年収増加が見込める年代です。次章では、勤続年数別の平均年収についてご紹介します。
 

勤続年数別の平均年収

同調査によると、勤続年数別の平均給与は表2の通りです。
 
表2

1年~4年 410万円
5年~9年 480万円

※国税庁 長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成
 
表2より、勤続年数が長くなるにつれ、年収は上がっていくことが分かります。
 
また、同調査において勤続年数35年未満までは年収が上がり続けることも示されています。
 
以上より、20代の時点で年収が同世代の平均を下回っていても、勤続年数を重ねると年収は増加しやすいといえるでしょう。
 
しかし、昇給制度はお勤めの会社によっても異なります。今後の見通しを立てるために、昇給制度を確認しておくこともおすすめします。
 

年収を上げるための方法

勤続のほかにも、年収を上げるための方法として以下の方法が挙げられます。

●資格を取得してスキルアップして昇給を目指す
●より給与の高い会社に転職をする

勤続によって目標とする給与が見込めない場合にも、多様な選択肢があるため、ご自身の状況に合わせて行動していくことをおすすめします。
 

勤続年数が上がると、給与も上がる傾向にある

20代男性の平均給与は355万5000円です。また、25~29歳の男性の平均給与は420万円であるため、26歳で年収300万円の場合にはそれぞれの平均よりも55万円~120万円ほど低いことが分かります。
 
しかし20代では、まだ働き始めたばかりの方が多かったり、転職して間もないという方もいたりと、さまざまな状況の方がいらっしゃるでしょう。
 
勤続年数を重ねるにつれて、年収が上がりやすいこともデータに示されています。昇給制度を確認したうえで勤続年数を重ねていき、着実に年収を上げていきましょう。
 
また、勤続しても年収の増加が見込めない場合には、資格取得などのスキルアップをしたり、転職したりする方法もあります。ご自身の状況に応じた方法を選択しましょう。
 

出典

国税庁 長官官房企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-(21.22ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集