更新日: 2023.02.24 年収
【光熱費】住んでいる地域によって「年3万円以上」違う!? トップは北陸地方の「月1万1689円」という結果に
理由としては地域によって電力会社が設定している電気料金が違うことに加えて、地域の特性によって必要になる電気量などが変わるためです。
今回は住んでいる地域ごとに光熱費がどれくらい違うかについて解説しますので、自分が住んでいる地域と比較して参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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地域ごとの光熱費について
地域ごとの光熱費は季節によっても違ってきます。理由としては冬季などは東北や北海道・北陸などの雪が降る地域は暖房の必要性が高くなります。一方で雪があまり降らない地域では光熱費なども比較的抑えられるでしょう。
反対に夏場などは比較的暑くなりやすい九州などで光熱費が高くなるので、基本的には季節や気温に合わせて光熱費は推移します。そのため、地域ごとに月平均光熱費が変わるのは電力会社の違いだけでなく、季節や気温など自然環境の違いという地域の特性も理由です。地域ごとの月平均光熱費について図1を参考にしてみてください。
図表1
地域別 | 月平均光熱費 |
---|---|
北海道地方 | 9043円 |
東北地方 | 9965円 |
関東地方 | 8732円 |
北陸地方 | 1万1689円 |
東海地方 | 9062円 |
近畿地方 | 8964円 |
中国地方 | 9620円 |
四国地方 | 1万1022円 |
九州地方 | 8752円 |
一般社団法人エネルギー情報センター 電気・ガス・水道料金の平均目安を基に筆者作成
このように月平均光熱費を見ても数百円から数千円の違いがあるのがわかります。光熱費は月によって変動はあると考えられますが、仮に1年をとおして図表1の金額であったとすると、関東と北陸地方では月間2957円、年間では3万5484円の差になります。
光熱費を少しでも抑えるにはどうする
光熱費は毎月どうしても発生するものですが、少しでも光熱費を抑えるためにはどうすれば良いのでしょうか。もっとも簡単な方法としては使用する電気量を少なくするために、待機電力などが発生している家電の電源をこまめに切ったり、電源コードを抜いたりすることなどがあります。
また、近年では省エネ型家電も数多く開発・販売されているため、中長期的に光熱費を抑えるためには省エネ家電の導入もおすすめです。一般的な家電などと比較すると、省エネ型家電に替えると数十%の節電につながるので、光熱費が気になっている場合は非常に効果的になります。
どれくらいの節電効果がある?
どれくらいの節電効果があるかについては省エネ家電などによっても違いますが、例えばLED電球なら一般的な電球と比較して約86%の省エネが可能です。他にも日常的に常に電源を入れておく必要がある冷蔵庫でも、一昔前の冷蔵庫と比較すれば約40%以上の省エネ効果が期待できます。
省エネ家電は毎月の光熱費を抑えるには効果的であるため、光熱費が高くなっていることが気になるなら買い替えも視野に入れて考えましょう。
まとめ
光熱費はそれぞれの地域ごとに見てみると月平均光熱費が違うため、年間で考えると数万円の違いが生まれると考えられます。光熱費は毎月発生するものなので少しでも金額を抑えることが大切ですが、地域によっては季節ごとにどうしても高額になるケースも珍しくありません。
光熱費を抑えるには、待機電力を減らすなどの節電努力に加え、省エネ家電を導入するなどして、毎月の電気使用量を少なくしましょう。
出典
経済産業省エネルギー庁 機器の買換で省エネ節約
一般社団法人エネルギー情報センター 電気・ガス・水道料金の平均目安
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部