一般的には手取り額の3分の1に収めることが理想といわれていますが、家賃は払えても、生活に必要なものが買えなかったり、趣味や食事を我慢したりしなければならないのはつらいでしょう。
この記事では、実際に手取りがいくらであれば8万円の部屋に住めるのか、またその手取り額を得るための額面はいくらなのかみていきます。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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家賃8万円の部屋ってどんな部屋?
一口に家賃8万円といっても、全国で比較すると住める広さは同じではありません。
家賃を一畳当たりで換算すると、最も低いのは青森県の1882円で、東京都が最も高く5128円です。これは青森県の2.7倍の価格になるため、同じ家賃でも東京都で住もうとすれば狭くなってしまいます。
なお、東京都の場合、平均家賃が8万1001円です。家賃8万円となると平均よりやや安くなるため、理想よりもさらに狭い部屋だったり、交通の便や、生活環境がよくなかったりと、希望条件に合う物件と出会うのに苦戦する可能性があります。
家賃8万円の部屋に住むには月収はいくら必要?
毎月の固定費のうち、大きな割合を占めるのが家賃です。一般的には、家賃は手取り額の25〜30%が目安であるといわれています。8万円の家賃の場合、手取り24万円が必要となります。
では、総務省統計局の2020年のデータを参考に、実際に手取り額はいくら必要なのか、額面にするといくらになるのかみていきましょう。
家賃8万円の部屋に住むなら手取り30万円は必要
全国の、1世帯あたりの住居費を除いた消費支出の平均をみてみると、月約22万円です。
ここに家賃8万円を加えると約30万円。つまり、実際に家賃8万円の部屋に住むには、約30万円の手取り額が必要ということになります。
この消費支出の内訳では、医療費や旅行費など固定費ではないものも含まれていますので、必ずしも毎月22万円の消費支出があるわけではありません。なお、貯蓄は含まれていません。
それでも、一般的にいわれている収入と家賃の割合からは、だいぶ差があるのが現実のようです。
毎月の手取り額に占める家賃の割合が37.3%を超える場合、高家賃負担世帯と呼ばれます。手取り額24万円で家賃が8万円の場合、割合としては33.3%です。実態としては手取り24万円では無理が生じてくる可能性があるでしょう。
手取り30万円は月収に直すといくら?
では、手取り額30万円というのは、総支給額ではいくらになるのでしょうか。
いわゆる額面から社会保険料、所得税、住民税などが控除されたものが手取り額です。年齢や居住地の自治体により税額に変動はありますが、それらを加味すると最低でも額面で38万円ほど必要となるでしょう。これは年収にすると約450万円程度です。
この約450万円という額に対し、厚生労働省の調査によると、20〜30代の男性の平均賃金は約21万4328万円、女性では約20万9258万円というのが現実です。若年層にとってはかなり厳しく、女性となるとさらに厳しいといえます。
一方、2人以上の世帯(40歳未満)の場合、1世帯当たりの消費支出平均は約30万円、税込みの収入は平均約53万円という数字が出ています。世帯年収では約590万円ですので、共働きであればクリアできる水準です。
月収が少ないと家賃8万円は負担が大きい
家賃8万円というのは、手取り24万円もあれば、計算上は負担が決して大きいわけではありません。
しかし、不意の支出に対応したり、貯金もしたいとなれば計算通りにはいかないかもしれません。毎月ギリギリの生活に追われることなく8万円の部屋に住むには、約30万円の手取りがあれば、気持ちにも生活にもゆとりを持てるでしょう。
出典
令和2年賃金構造基本統計調査
総務省統計局 令和2年家計調査報告
e-START 家計調査 / 家計収支編 総世帯 年報
総務省 統計局 都道府県別でみる住宅状況~住宅及び世帯に関する基本集計(確報値)より~
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部