30代の平均年収。前半と後半でどのくらい変わる? 貯蓄額は?

配信日: 2022.02.02

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30代の平均年収。前半と後半でどのくらい変わる? 貯蓄額は?
30代になると、年収にも少しずつ差があらわれてきます。「同年代の人たちと比べて自分の年収は多いのだろうか」など、気になっていませんか。
 
この記事では、30代前半・30代後半の平均年収と30代の平均貯蓄額を紹介しています。

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FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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30代の平均年収はどれくらい?

30代の平均年収を知りたい場合、国税庁が発表している「令和2年分民間給与実態統計調査」を参考にできます。ただし、収入を得ているすべての30代を調査の対象にしているわけではありません。この統計調査の対象は、「令和2年12月31日現在の源泉徴収義務者(民間事業所)に勤務している給与所得者」だけです。
 
したがって、公務員などは調査の対象から外れています。以上の点に注意しなければなりませんが、従事員1名以上の事業所から調査の対象にしているため、30代のおおよその年収は把握できます。
 

・30代前半の平均年収は400万円

「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した30代前半(30~34歳)給与所得者の平均給与(以下、平均年収)は400万円です。男性の平均年収は458万円、女性の平均年収は309万円となっています。
 

・30代後半の平均年収は437万円

30代後半の平均年収はどれくらいなのでしょうか。同統計調査によると、1年を通じて勤務した30代後半(35~39歳)給与所得者の平均年収は437万円です。男性の平均年収は518万円、女性の平均年収は311万円となっています。
 
30代前半の平均年収と比べると、全体の平均年収は37万円、男性の平均年収は60万円、女性の平均年収は2万円アップしています。
 

・男性の平均年収は年齢と比例する

参考までに、30代以降の平均年収も図表1で見てみましょう。
 
【図表1】

男性 女性
40代前半 571万円 317万円
40代後半 621万円 321万円
50代前半 656万円 319万円
50代後半 668万円 311万円

同統計調査によると、男性の平均年収は60歳まで年齢とともに増加しています。
 
一方で、女性の平均年収は年齢による較差がほとんど見られません。この結果だけを見ると、女性は年齢を重ねても平均年収の上昇を見込みにくいといえるでしょう。ただし、平均年収に影響を与えるのは年齢だけではありません。職種や勤続年数なども考慮する必要があります。
 

30代の平均貯蓄額はどれくらい?

平均年収と同様に気になるのが、30代の平均貯蓄額です。「同年代の人たちと比べて、自分の貯蓄額は多いのだろうか」などと考えている人もいるでしょう。30代の平均貯蓄額を調べたい場合、厚生労働省が発表している「2019年国民生活基礎調査の概況」を参考にできます。30代の平均貯蓄額はどれくらいなのでしょうか。
 

・30代の平均貯蓄額は530万円

「2019年国民生活基礎調査の概況」によると、世帯主が30代(30~39歳)の世帯における1世帯あたりの平均貯蓄額は530万円です。平均貯蓄額は、世帯主の年齢とともに上昇しています(70歳以上を除く)。
 
世帯主が40代の世帯における平均貯蓄額は650万9000円、世帯主が50代の世帯における平均貯蓄額は1075万4000円、世帯主が60代の世帯における平均貯蓄額は1461万7000円です。
 

・30代の平均借入金額は1071万円

平均貯蓄額と併せて押さえておきたいのが、平均借入金額です。同調査によると、世帯主が30代の世帯における1世帯あたりの平均借入金額は1071万1000円です。
 
これは、世帯主が40代の世帯(借入金額1002万7000円)を上回り全年代で最も高い金額となっています。同調査で具体的な理由は明らかにされていませんが、30代は住宅購入などのライフイベントが発生しやすいからと考えられます。
 

平均年収・平均貯蓄額を参考に人生設計を立てましょう

30代前半の平均年収は400万円、30代後半の平均年収は437万円、30代の平均貯蓄額は530万円です。多い、少ないなど、さまざまな感じ方があるでしょう。あくまでも平均なので、比較しすぎず自分の人生設計に生かすことが大切です。30代は平均負債額が多い年代でもあります。平均年収や平均貯蓄額を参考に、今後の人生設計を見直してみてはいかがでしょうか。
 
出典
国税庁令和2年分民間給与実態統計調査
厚生労働省2019年国民生活基礎調査の概況2.各種世帯の所得等の状況
住宅金融公庫フラット35利用者調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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