年収1000万円以上の夫の4人に1人が妻には秘密の収入がある？どんなところで稼いでいるのか

令和元年も終わりに近づきました。12月は、待ちに待った「ボーナス」の時期です。思ったより多かった人、少なくてがっかりした人、ボーナスが出なかったという人もいるかもしれません。みなさんはボーナスの金額をパートナーに教えていますか？いくらもらっているのか知らない人もいるのではないでしょうか。
 
FX自動売買システム「ループイフダン(R)」を運営する株式会社アイネット証券は、夫の年収が1000万円以上の夫婦を対象に、「夫婦のお金事情」に関するアンケート調査を実施しました(※)。
 
夫婦間では、お金に関して全てオープンになっているでしょうか？もしかしたら秘密にしている収入や、借金があるかもしれません。それではアンケート結果を見てみましょう。
 

夫の収入、ボーナスを把握している妻は8割

「夫の全収入はご存知ですか？」と質問したところ、80.9%が「はい」と回答しました。夫の収入を把握し、家計を管理している妻が多いようです。同様に、「夫のボーナス額は把握していますか？」と質問したところ、こちらも80.0%が「はい」と回答しました。ボーナスについても管理できているようです。
 
年収1000万円以上ともなると、資産運用を行っている夫婦が多いかもしれません。そこで、「資産運用について夫婦で相談したことはありますか？」と質問したところ、66.3%が「ある」と回答しました。6割以上が資産運用について、一緒に考えたことがあるようです。
 

4人に1人が秘密の収入あり。妻には明かせない秘密の事情がある人も

次に、「妻に内緒にしている収入はありますか？」と質問したところ、25.7%が「ある」と回答しました。なんと、4人に1人以上が秘密の収入があるとのことです。
 
そこで、「どのような収入ですか？」と質問したところ、「副業」（42.1％）と回答した人が最も多い結果になりました。意外と副業を行っている人が多いようです。
 
次いで、「収入額を教えていない」（23.4％）、「ボーナス」（17.8％）と、いくらもらっているのか妻に明かしていないという回答が続きました。さらに、「給与の偽申告」（5.6％）という回答まで。
 
少なく給料を申告し、残りを自由に使っている夫がいるということですね。世の奥さまたちはこの現実を知っているのでしょうか？
 
「その収入を何に使っていますか？」と質問したところ、多くの方が「貯金」や「貯蓄」、「趣味」と回答した中、「借金の返済」「NPO」という回答も。妻には明かせない事情や秘密の活動があるようです。
 

半数がなんらかの資産運用をしている

夫婦に「ボーナスの使い道を教えてください」と質問したところ、「貯金」や「貯蓄」、「旅行」といった回答が多く寄せられた一方で、「貯蓄・投資」「資産形成」「資産運用」といった回答も見られました。
 
そこで、「資産運用はしていますか？」と質問したところ、「円預金（普通預金・定期預金）」（34.5％）という回答が最も多く、「株式投資」（27.0％）、「投資信託」（14.7％）、「していない」（14.2％）、「外貨預金（普通預金・定期預金）」（5.7％）、「FX（外国為替証拠金取引）」（2.0％）と続きました。普通預金はほぼ増えないので、実質「していない」は48.7%になります。約半数は資産運用をしていないようです。
 
「お金のことでパートナーと揉めたことはありますか？」と質問したところ、約3割の方が「ある」（29.3％）と回答しました。
 
どのようなことで揉めたか、聞いたところ、「子どもの教育費より自分の娯楽費優先」「資産運用について全ての資金を充てる充てないでもめました」「私に黙って借金があった」「ヘソクリが見つかって没収された」というような回答が見られました。
 
お金のことで夫婦げんかになるのはよくあることです。夫婦円満のためにはお互いを信頼し、しっかりと話し合って管理した方がいいでしょう。
 
出典　※株式会社アイネット証券「夫婦のお金事情に関するアンケート調査」
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部