更新日: 2019.09.09 働き方

あと月1万円だけでも増やせたら……子育て主婦でも家にいながらできる仕事とは?

執筆者 : 藤木俊明

あと月1万円だけでも増やせたら……子育て主婦でも家にいながらできる仕事とは?
家で子育てしながら月1万円を稼いでいくには……。「1万円」というとすごく目標が低いようですが、スキマ時間を使って、しかも家から出ることなしに入ってくるお金だと考えると、1万円というお金はなかなか貴重ではないでしょうか?
 
主婦が家にいながらスマホを活用してできる仕事を考えてみます。もちろん主夫の方も。
 
藤木俊明

執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

家から出ない、特技や技術を要しない、スキマ時間にネットだけでできる仕事とは?

最初からがっかりさせるかもしれませんが、世の中にそんなにうまい話はなく、うまい話はインチキな副業広告の場合が多いものです。とくに特技や技術を持たないのであれば「ネットを使って単価の安い地味な仕事を複数請けること」。つまり副業というより複業をベースに考えるといいと思います。
 
・家から出ないでできる仕事
・特技や技術を要しない仕事
・スキマ時間にやりたいだけやれて、納品から入金までネットで完結する仕事

 
そして、できれば「社会とつながり、発展性のある仕事」であればさらにいいですね。そうするといくつか考えられます。
 
1)クラウドソーシング(ライティングなど簡単な作業の請負)で仕事を探す
2)アンケート、モニターなどを探す
3)写真を販売する
4)持っているものをシェアする

 
1)は最後にまとめます。
 

数千円の収入を組み合わせてみる

2)は、すでにやっている方もいらっしゃるでしょうが、放送局などの視聴モニター、メーカーの商品やサービスに対する消費者モニターなどに答えて報酬をいただくものです。報酬金額は低い場合が多いですし、募集自体が少ないので、あくまで「いろいろやる中のひとつ」の位置づけと考えたほうがいいでしょう。
 
3)は、ストックフォトサービスといって、素人の撮影した写真を預かり、使いたい企業や個人に販売するサービスがあります。広告用途が多いものです。登録料はかかりませんし、写真を撮影することが好きな人はいいでしょう。
 
スマホで撮った写真を受け付けてくれるスナップマートなどのサービスもあります。ただし、あくまで「売れたときに歩合」が入ってくる仕組みなので、収入になるかどうかはあてにならず、これも「いろいろやる中のひとつ」という位置づけでしょう。
 
4)は、駐車場や部屋など「遊休資産」を持っている人に向いたもので、例えば駐車場を使わない時間だけ貸し出すことができるakippa(アキッパ)のようなサービスがあります。これはほったらかしで数千円入ってくるので、遊休資産を持っている人は「いろいろやる中のひとつ」に組み入れていいでしょう。
 

『書くこと』を検討してみる

さて1)です。1)はさまざまな募集案件から、自分ができそうなものを探して申し込み、マッチングされたら仕事が発生するものです。とくに『書くこと』の案件の多さではこれが一番でしょう。しかし、単価は安いものが多いのが実情です。
 
そこで、『書くこと』が好きな人は、まずクラウドソーシングで仕事に慣れていき、慣れたら自分で『書くこと』の仕事を探しに行くのです。『書くこと』は、取材の必要がないものであれば、ネットで完結します。
 
それじゃどこを探すかというと、ウェブメディアの「ライター募集」を探し、直接『書くこと』の仕事がないか問い合わせるのです。その時に、「どんな仕事をやってきたか?」は説明しなくてはなりませんので、やはりクラウドソーシングなどで少し修行を積んで始めればいいと思います。
 
これらを組み合わせて、家にいながら少しずつ収入を得ていく複業にトライしてはいかがでしょう?
 
執筆者:藤木俊明
副業評論家