ママ友の家はボーナスが入るたびに「固定費を見直しする」そうです。ボーナス時期に見直すとよい「固定費」って一体何ですか?

配信日: 2025.05.31

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ママ友の家はボーナスが入るたびに「固定費を見直しする」そうです。ボーナス時期に見直すとよい「固定費」って一体何ですか?
つい“ごほうび消費”に意識が向きがちなボーナス時期ですが、実は家計の土台を整える絶好のチャンスでもあります。
 
この記事では、ボーナス時期に見直すと効果的な「固定費」とは何か、具体的にどのような項目があるのかをわかりやすく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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固定費を見直せば“節約の土台”が整う

固定費とは、毎月決まって出ていく支出のことです。具体的には、家賃や住宅ローン、スマホやインターネットの通信費、保険料、習い事やサブスクリプション(定額制サービス)などが含まれます。
 
これらは一度契約すると見直す機会が少なく、気づかないうちに家計を圧迫していることも。逆に言えば、不要な契約や割高なプランを見直せば、毎月自動的に支出が減り、家計に余裕が生まれやすくなります。
 

ボーナス時期が“見直しのチャンス”である理由

ボーナスの時期は、ふだんの月よりも収入に余裕があるため、見直しに必要な初期費用や解約金をカバーしやすくなります。
 
たとえば、以下のような例があります。
 

・スマホの乗り換えに伴う事務手数料
・保険の見直し時の医療検査費用
・住宅ローンの借り換え手続き費用

 
など、一時的に支出が必要なケースでも、ボーナスがあることでスムーズに対応しやすくなるのです。
 
また、夏のボーナス後は「上半期の反省」を家計に反映させやすい時期でもあります。
 

ボーナス時期に見直したい主な固定費5つ

ボーナスの時期は、まとまったお金が手元に入るタイミングです。新たな買い物や旅行に使うのもよいですが、「これを機に毎月の支出を見直しておこう」と考える人も多いのではないでしょうか。ボーナス時期に見直したい主な固定費を5つ紹介します。
 
・スマホ・インターネット通信費
大手キャリアのまま高額なプランを契約している家庭も少なくありません。格安SIMやインターネット回線のプラン変更で、月数千円~1万円の削減になる可能性もあるでしょう。家族全体で見直すと、効果はさらに大きくなります。
 
・保険料(生命保険・医療保険など)
子どもが成長した、住宅ローンが終わったなど、家族構成やライフスタイルが変化している場合、保障内容を見直すタイミングとなるでしょう。必要な保障を見極めることで、月々の支払いを減らせる可能性があります。
 
・サブスクリプションサービス
動画配信、音楽、学習アプリなど、少額でも複数契約していると意外と大きな出費になります。「しばらく使っていない」「契約を忘れていた」サービスはないか、一覧で洗い出してみましょう。
 
・住宅ローン
特に数年前に借りたままになっている場合は、金利の見直しで月1万円以上削減できるケースもあります。借り換えに伴う諸費用が発生するため、ボーナスで一時的な費用をカバーできるとよいでしょう。
 
・電気・ガスなどの光熱費契約
電力会社やガス会社の見直しは、最近ではスマホ一つで簡単に手続きできるケースもあります。使用量が多い家庭ほど、プランの変更や乗り換えによる節約効果が高くなるでしょう。
 

固定費の見直しは「未来の赤字予防」になる

つい「何を買おうか」と考えてしまうボーナス時期ですが、同時に「何に毎月いくら払っているか」を見直す好機でもあります。
 
今回のタイトルのように、年に一度のボーナスをきっかけに家計を整える習慣を取り入れれば、長期的に見て大きな節約効果が期待できるでしょう。
 
まずは一つ、契約状況をチェックするところから始めてみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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