20万円以上かかる場合も?! 「浴室乾燥機の交換」にかかる「費用」はどれくらい? 「交換頻度の目安」についても解説。
配信日: 2025.05.23

本記事では、浴室乾燥機の交換頻度の目安とともに、本体価格や交換にかかる費用について紹介します。

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目次
浴室乾燥機の本体価格はどのくらい?
浴室乾燥機にはいくつか種類があります。例えば、温水式か電気式かの違いや、天井埋込型か壁掛型かの違いなどが挙げられます。
本体価格は種類やタイプによって異なりますが、あるメーカーの浴室乾燥機は以下のようになっているので参考にするとよいでしょう。
・1室換気対応:16万7200円(税込み)
・2室換気対応:19万9100円(税込み)
・3室換気対応:21万6700円(税込み)
・14万5200円(税込み)
・1室換気対応:14万8500円(税込み)
・2室換気対応:20万1300円(税込み)
・3室換気対応:20万3500円(税込み)
また、同じ温水式でも「カビ防止の機能が搭載されているタイプ」だと30万円以上するものもあるようです。
本体価格以外にかかる費用は?
浴室乾燥機を新しく交換する際には、本体価格以外にも工事費用がかかります。東京ガスの機器交換では、以下のものが基本工事費に含まれます。
・出張費
・既存機器撤去
・取付工事
・機器の操作説明
・廃棄処分
・養生費・運搬費・駐車場代などの諸経費
基本工事費は電気式浴室乾燥機の場合が3万800円(税込み)、温水式浴室乾燥機の場合が3万7400円(税込み)です。
例として、本体価格が20万円程度の温水式浴室乾燥機を新しく購入して設置する場合は、工事費とあわせて24万円ほどかかると考えられます。
ただし、設置状況によっては追加工事が必要になる場合もあります。例えば、新しい浴室乾燥機の天井開口部サイズが小さい場合は開口部のすき間をふさぐための工事が必要になるため、別途工事費がかかるようです。また、温水式から電気式に変更する場合にも、暖房配管からの水漏れ防止作業のための工事費がかかります。
浴室乾燥機の交換頻度の目安
あるメーカーでは、浴室乾燥機の設計上の標準使用期間を10年としています。標準使用期間とは安全上支障なく使用できる標準期間のことで、これを超えて使用すると経年劣化により発火したりけがの原因となる事故が発生したりするおそれがあることが製品に表示されています。
ただし、10年たっていなくても以下のような症状が出る場合は点検や交換を検討した方がよいでしょう。
・頻繁にエラー表示が出る
・運転音が大きくなった
・運転時に大きな振動音がする
・水が垂れてくる
・本体の一部が変色・変形している
余計な修理費用が発生しないようにするためにも、普段から浴室乾燥機の様子をこまめにチェックしておくことをおすすめします。
本体価格と工事費をあわせて20万円以上かかる場合もある|交換の目安を10年としているメーカーも
浴室乾燥機にはさまざまな種類があり、温水式か電気式か、天井埋込型か壁掛型かなどによって本体価格に差があります。
また、本体価格以外にも出張費や取付工事などが工事費としてかかったり、場合によってはさらに追加費用がかかったりすることもあるため、事前に確認しておきましょう。
浴室乾燥機の交換頻度については、10年を目安としているメーカーもあります。10年経過していなくても、エラー表示が頻繁に出る場合や運転音が大きくなった場合などは交換が必要になることもあるため、普段から状態をチェックしておくことをおすすめします。
出典
東京ガス株式会社 浴室乾燥機の工事費
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー