夫のスマホ代が「毎月1万3000円」もかかっています。見直すとどのくらい節約できるのでしょうか？

夫のスマホ代が毎月1万3000円もかかっていると、家計への影響が気になりますよね。しかし、料金プランや使用状況を見直すことで、大幅な節約が可能です。
 
本記事では、スマホ代の平均額や節約方法、具体的な見直しポイントについて解説します。家計の見直しを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

スマホ代の平均額と夫の料金の比較

まず、一般的なスマホ代の平均額を確認してみましょう。
 
MMDLabo株式会社が2024年9月に実施した「2024年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」によると、通信・通話・端末代を含めた大手3キャリアの平均月額は9397円です。
 
一方、格安SIM（MVNO）を利用している場合の平均月額4106円でした。夫のスマホ代が1万3000円であることを考えると、平均よりもかなり高額であることがわかります。特に、格安SIMを利用すれば、月々の料金を3分の1以下に抑えることも可能です。
 

スマホ代を節約する具体的な方法

スマホ代を見直す際には、以下のポイントをチェックしてみましょう。
 

1.料金プランの見直し

夫が契約しているプランが、自身のデータ使用量に合っているか確認しましょう。
 
例えば、月に3GB程度しか使用していないのに、20GBのプランを契約している場合、無駄な支出となります。使用状況に応じたプランへの変更を検討しましょう。
 

2.格安SIMへの乗り換え

大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、月々の料金を大幅に削減できます。格安SIMのプランでは、3GB～5GBのプランなら月額1000円前後、20GBでも2000円前後のプランが主流です。
 
ただし、通信速度やサービス内容が異なるため、事前に調査し、自身の使用スタイルに合ったものを選びましょう。
 

3.不要なオプションの解約

契約時に加入したオプションサービスが、そのままになっていないか確認してください。特に、初月無料のオプションは、解約しない限り自動的に料金が発生します。不要なオプションを解約することで、月々500円～1000円の節約につながることもあります。
 

4.Wi-Fiの活用

自宅や職場でWi-Fiを利用することで、モバイルデータの使用量を減らせます。これにより、データ容量の少ないプランでも問題なく使用でき、料金の削減につながります。
 
上記の方法を組み合わせることで、夫のスマホ代を月々1万3000円から約1000円～3000円程度に抑えることが可能です（端末代や通話オプションを含める場合は3000円～5000円程度になることもあります）。
 
年間にすると、約9万6000円～12万円の節約になります。これは、家族旅行や他の趣味に充てることもできる金額です。
 

スマホ代の見直しで家計を改善しよう

夫のスマホ代が平均よりも高額である場合、料金プランの見直しや格安SIMへの乗り換え、不要なオプションの解約など、さまざまな方法で節約が可能です。
 
これらの見直しを行うことで、年間で数万円の節約につながり、家計の改善にも寄与します。まずは、現在の契約内容や使用状況を確認し、無駄な支出がないかチェックしてみましょう。
 

出典

MMDLabo株式会社「2024年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー