富裕層はコンビニでお金を使わない？ お金持ちがやらない5つの習慣とは

「お金持ちはコンビニを利用しない」、といった話を耳にしたことがありませんか？ 富裕層の考え方や日常の習慣を知ることは、富裕層に近づくためのヒントになり、自分自身の価値観や日々の行動を見直すよいきっかけにもなります。
 
本記事では、富裕層がコンビニでお金を使わないといわれる理由や、お金持ちがやらない習慣について解説します。

富裕層ほど無駄遣いや割高な支出を避けている

「富裕層はコンビニを利用しない」、といわれることがあるようです。その理由の一つは、コンビニは利便性が高い一方で、スーパーに比べて価格が割高な傾向があり、結果的に無駄な出費につながりやすいからです。富裕層は、無駄遣いやコスパの悪い買い物を避ける傾向があるようです。
 
また、富裕層のなかには目的のない外出をあまりしない人も多く、そもそもコンビニを利用する機会が少ないという事情もあります。
 
ただし、すべての富裕層がコンビニを利用しないわけではありません。「スーパーよりもコンビニのほうが時間を節約できて効率的」と考え、積極的に活用している人もいます。
 
このように、富裕層のなかにはコンビニを活用する人もいれば、あえて利用しない人もいます。いずれにしても、自分なりの価値観や行動指針を持ち、支出に対しても明確な判断基準を持っているのが特徴です。

 

お金持ちがやらない5つの習慣

お金持ちがやらない習慣を理解することで、富裕層がどのような考えや判断基準を持っているのかを知るヒントになります。お金持ちがやっている習慣をまねしたからといって、自分もそうなれる保証はありません。ただし、無駄な出費やリスクを避ける考え方、時間やお金の使い方を見直すきっかけにはなります。
 
本章では、お金持ちがやらない5つの習慣について見ていきましょう。

 

衝動買いする

お金持ちがやらない習慣の一つが、衝動買いをすることです。
 
富裕層は、買い物に対して明確な基準や目的を持ち、計画的にお金を使う傾向があります。価格の安さだけでなく「何に使うのか」「どれだけ自分にメリットがあるか」「将来価値が上がる可能性はあるか」といった視点から、必要性や価値、自己投資としての効果などをしっかりと考えて判断するのです。
 
そのため、たまたま立ち寄った店でセールをしていたからといって、衝動的に商品を購入するようなことはあまりありません。

 

見栄を張る

富裕層は、無理に見栄を張ることはしません。
 
経済的な余裕があり、お金の使い方にも明確な基準があるため、「自分はお金持ちだ」と周囲にアピールする必要がないのです。見栄のためにお金や時間を費やすくらいなら、自分の好きなことや仕事・事業のことに意識を向ける人が多いのも特徴です。
 
例えば、富裕層だからといって全身ハイブランドで固めるわけではなく、誰でも手が届くような手頃な服や車を選ぶケースも珍しくありません。

 

時間の価値を軽く見る

お金持ちは、時間の価値を決して軽んじません。
 
むしろお金以上に時間を大切にし、常に意識して行動しています。時間は誰にとっても平等であり、それをどう使うかによって事業の成長や人生の充実度が大きく左右されることを、富裕層は深く理解しているからです。
 
そのため、無駄な時間を過ごすことを嫌い、効率や生産性を重視する傾向があります。

 

収入源が一つだけ

お金持ちがやらない習慣が、収入源が一つのみということです。
 
一つの収入源に依存していると、その収入源にトラブルが起きた際、一気に生活が不安定になるリスクがあります。多くの富裕層はこのようなリスクを避けるために、複数の収入源を持っています。
 
例えば、事業収入に加えて、不動産からの家賃収入や、株式・投資信託による配当金・分配金など、多角的に事業を展開することで、リスクを分散しているのです。

 

お金をすべて貯金に回す

お金をすべて貯金に回すことも、富裕層がやらないことです。
 
お金を銀行に預けていても利息はほとんどつかず、資産を増やすことにはつながりません。それよりも、株式や投資信託への投資、ベンチャー企業への出資など、リスクはあってもリターンが見込める選択肢にお金を使うのが特徴です。
 
また、趣味や自己成長につながる自己投資にも積極的で、お金を惜しまず使う傾向があります。

 

お金持ちの習慣をヒントにしてみよう！

富裕層の考え方や行動が、必ずしもすべて正解というわけではありませんが、価値観や判断基準を知ることで、学べることもたくさんあります。特に「お金持ちになりたい！」という強い思いがある方は、その習慣を少しずつ日常に取り入れてみるのもおすすめです。
 
ただし、無理をするとかえってストレスになってしまうこともあります。自分の性格やライフスタイルに合うものから始めて、無理なく取り入れていきましょう。

 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー