更新日: 2024.10.07 家計の見直し
あなたもあてはまっていませんか? 無駄遣いあるあるベスト5!
今回は、ついやってしまいがちな無駄遣いベスト5を考えてみたいと思います。
執筆者:小沼鮎子(こぬま あゆこ)
ファイナンシャルプランナー CFP(R)認定者
大学を卒業後、大手証券会社に就職。約10年間、個人のお客様への資産コンサルティング業務に主に携わる。勤務中に、資産コンサルティング業務の延長線上に、ファイナンシャルプランナーという仕事があることを知り、お客様に寄り添ったコンサルティングができることに共感し、資格を取得。アメリカでは資産管理の一生涯のパートナーとして時には金融に詳しいお茶飲み友達として身近な存在であるファイナンシャルプランナーという仕事を、日本でも普及させたいという志を持って一般の方への情報発信をしている。
目次
ベスト5 疲れたらとりあえず喫茶店
予定前の空き時間やたくさん歩いて疲れたときなど、喫茶店で休憩する人は多いのではないでしょうか。自覚がない方が多いとは思いますが、この何気ない行動が意外とお財布にひびいています。
飲み物代は、一回一回はけっして高額な出費ではありませんが、週に何度も行っているとあっという間にお昼ご飯が食べられるほどの金額になってしまいます。ウィンドウショッピングなどでしたらお金はかかりませんし、ダイエットのつもりで周りをぐるっと歩いてみるのもいいかもしれません。
少しの空き時間や、疲れたときに喫茶店に行ってしまいがちの方は、健康のためにもお財布のためにも、意識して改善されることをおすすめします。
ベスト4 駐車場の割引サービスのための必要のない買い物
車でデパートに出かけると、駐車場を利用しますね。その際によく見るのが、商品を購入した金額により駐車場料金の割引が受けられるサービスです。
「2,000円以上のお買い上げで1時間無料、5,000円以上のお買い上げで2時間無料」など、お買い上げの金額が大きくなるにつれて無料になる時間も長くなるのが一般的です。
この割引サービスを受けるために、買うつもりのなかったものを急いで購入してしまうことはないでしょうか。駐車場代のことを考えすぎた結果、無駄なものを購入してしまっては元も子もありません。一度冷静になって、本当に必要なものなのか考えるといいでしょう。
ベスト3 コンビニでいろいろと買いこんでしまう
コンビニは店舗が多いため、自宅や職場の近くに一つはある方が多いと思います。便宜がよいために、用事がなくてもふらっと立ち寄ることが多いのではないでしょうか。そんな時に、つい小腹を満たすためのお菓子や飲料を買ってしまうことは誰にでもある経験だと思います。
毎日立ち寄るからこそ、その少しずつの出費が重くのしかかっていると考えたことがありますか。できるだけ間食をしないように心掛けたり、出かけるときはマイボトルを持ち歩いたりするなど、必要のないものを買う癖を見直しましょう。
その少しずつ出費していた金額を、積立投資にまわすのはいかがでしょうか。効率よく資産運用もできますし、一石二鳥ですね。
ベスト2 セールで散財する
「半期に一度の大セール」と聞くと、何か買わなきゃ! と思ってしまいがちですが、買おうと手にしているものは本当に必要なものですか?
定価より安いのは魅力的ですが、安いからといってなんでも手にしてしまうと、ついつい買いすぎてしまうことが多くなりがちです。家に帰ってから「こんなに買うつもりなかったのに」と思わないように、セールに行くときはあらかじめ、何を買うか決めてから行くことをお勧めします。
ベスト1 ネットでショッピング
最近は欲しいものがあれば、なんでもインターネットでの注文が可能になりました。店舗まで行く必要もないですし、その都度現金を支払って決済することもありませんので、とても便利ですね。
しかし、ここで気をつけたい落とし穴があります。ボタンひとつで完了するので、実際にお金を支払って買い物をしている感覚が乏しくなります。
このため、ついなんでも購入しすぎる方が多いのではないでしょうか。このような経験がある方は、購入ボタンを押す前に、本当に必要なものか考えるようにしましょう。
いかがでしたか? 思いあたることが多かった方は、日ごろの生活を一度見直してみましょう。日々のちょっとした行動が、貯金がなかなかできない原因になっているかもしれません。
塵も積もれば山となります。必要のないものを見直して、お金が貯まりやすい生活を心がけたいですね。
執筆者:小沼鮎子(こぬま あゆこ)
ファイナンシャルプランナー CFP(R)認定者