秋に向けて”水の摂取量”を減らしても熱中症の心配はない?毎日「500ミリの水」を飲んでいましたが、やめてもいいですか?

配信日: 2024.09.11 更新日: 2024.10.10

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秋に向けて”水の摂取量”を減らしても熱中症の心配はない?毎日「500ミリの水」を飲んでいましたが、やめてもいいですか?
暑い夏が過ぎ、秋を感じる9月はもうすぐそこです。お盆を過ぎて暑さが落ち着くと、真夏と同じように積極的に水分補給をしなくてもいいと感じる方もいるかもしれません。しかし、実際には秋になっても脱水症状や熱中症対策のために水分補給は大切です。
 
そこで今回は、毎日購入していた500ミリリットルのペットボトルの水を秋に向けて買うのをやめても、脱水症状や熱中症のリスクの面で問題ないのかを検証していきます。毎日購入するミネラルウォーター代の節約方法についても解説しますので、参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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秋になっても気を付けたい「かくれ脱水」とは

夏の暑さが和らぐと、汗をかく量が減り喉の渇きを感じる機会も少なくなるため、500ミリリットルのミネラルウォーターを毎日買う習慣を見直そうと思う人もいるかもしれません。秋は夏ほどの厳しい暑さがないため、水分補給の必要性が低いと感じがちですが、実際にはそうともいえません。
 
特に秋から冬にかけては乾燥を原因とする「かくれ脱水」になる可能性があります。かくれ脱水は、本人や周囲も気づかずに起こることもあるため注意が必要です。気温が下がる秋冬では、湿度も下がり肌や喉が乾燥しやすくなるため、夏と同様に水分補給の必要性は高いといえます。
 
そもそも脱水とは、体の機能を保っている体内の水分と塩分が必要以上に失われることで起こる症状です。
 
厚生労働省によると、1日に必要な水分量2.5リットルのうち、1.0リットルは食事から、0.3リットルは体内で作られ、残りの1.2リットルは飲み水からの摂取が必要とされています。涼しい気候でも運動をしたり、長時間外出したりすることで体温が上がり、知らず知らずのうちに水分が失われることがあります。
 
秋になってもこまめな水分補給で脱水の予防をしていきましょう。
 

ミネラルウォーターを毎日買うと1ヶ月でいくらかかる? おすすめの節約方法

500ミリリットルのミネラルウォーターは、コンビニエンスストアで1本100円程度で販売されているため、1ヶ月間(30日と仮定)毎日ペットボトルを1本購入するとかかる費用は約3000円です。暑い日に1本では足りずにペットボトルを買い足せばさらに費用はかかるでしょう。
 
毎日購入するミネラルウォーター代を節約するためには、次のような方法を試してみるといいかもしれません。
 

・スーパーマーケットやドラッグストアで購入する
・水道に浄水器をつけて水道水を飲む
・スーパーマーケットの無料提供水を利用する

 
スーパーマーケット・ドラッグストア・オンラインストアなどでペットボトルの水を購入するとコンビニよりも安く買えることがあります。また、数千円の初期費用はかかりますが自宅の水道に浄水器を取り付けると、長期的に見ればミネラルウォーター代を節約できるでしょう。
 
普段から無料給水機があるスーパーマーケットを利用している人は、専用ボトルを購入して利用してみるのもいいでしょう。ただし、スーパーマーケットの無料提供水を利用する場合は、一度に大量に持ち帰ることは難しいかもしれません。
 

秋もこまめな水分補給が大切! ミネラルウォーター代を上手に節約しよう

毎日500ミリリットルのペットボトルの水を購入する必要があるかどうかは個々のライフスタイルや活動量によりますが、秋に入ってからも水分補給は非常に重要です。夏が過ぎてミネラルウォーターを毎日買う習慣をやめる場合には、水筒やウォーターボトルを持ち歩くなど、それ以外の水分補給の方法を確保するといいでしょう。
 
ミネラルウォーター代を節約するためには、スーパーマーケットやドラッグストアなどで安く購入する方法や、水道に浄水器を取り付けたりスーパーマーケットの無料提供水を利用したりする方法があります。
 
気温が下がる時期でも脱水症状や熱中症のリスクを軽視せず、健康を保つためにこまめな水分補給を続けることが大切です。
 

出典

厚生労働省 「健康のため水を飲もう」推進委員会 健康のため水を飲もう講座~からだと水の関係~
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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