更新日: 2024.10.03 その他家計
トイレブラシを「スポンジ」にするか「ブラシ」にするか悩んでいます。費用面で差はありますか?
また、トイレブラシにはヘッド一体型や先を取り外せる使い捨てタイプなどがあります。特徴を知っておくと、自分に合った商品を見つけられるでしょう。
今回は、トイレブラシのタイプによる費用面の差や、それぞれの特徴などについてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
目次
トイレ掃除における「スポンジ」と「ブラシ」のお得度合いに大きな差はない
ヘッドの交換が不要なヘッド一体型のトイレブラシの場合、スポンジタイプもブラシタイプもメーカーによって金額はさまざまです。例えばA社では、まったく同じ値段でスポンジタイプとブラシタイプの両方を販売しています。
使い捨てではないので都度ヘッドを交換する必要はないですが、使用回数にもよって2~3ヶ月程度で買い替えた方がよいでしょう。あまりにも長く使っていると、汚れが落ちにくくなったり雑菌が繁殖したりする可能性があります。
スポンジタイプかブラシタイプかを選ぶ際は、それぞれの特徴を踏まえたうえで決めることがおすすめです。
スポンジタイプの特徴
スポンジタイプは、ムラなく掃除しやすい点が特徴です。スポンジタイプは面全体を使って掃除をするので、全体を効率よく掃除できます。また、やわらかい素材なので便器をあまり傷つけません。
その代わりに、こびりついた汚れには不向きです。やわらかい分、汚れをこそぎ落とすような力はあまりありません。トイレの掃除頻度が高ければ頑固な汚れは付きにくいので、掃除する頻度が高い方に向いています。また、スポンジに汚れが付着したままになりやすいデメリットもあります。
ブラシタイプの特徴
ブラシタイプだと頑固な汚れを落としやすい特徴があります。ブラシに力が加わりやすく、あまり掃除できていないときでもきれいにできる点がメリットです。また、ブラシは水切れがよいため、汚れもあまり残りません。あまり頻繁に掃除できない方におすすめです。
一方で、ブラシでこすっているときに汚い水がはねやすいデメリットもあります。掃除中は水が顔や体にかからないよう注意が必要です。また、毛が立っているブラシタイプは便器を傷つける可能性があります。
使い捨てタイプだといくらくらいかかる?
使い捨てで流せるタイプは取り外しできるブラシと取っ手に分かれており、一度使用するたびにブラシ部分を捨てるため衛生面が気になりにくい特徴があります。今回は、A社のトイレブラシとB社の使い捨てトイレブラシを、週に2回、2ヶ月で16回使用した場合の費用差を比較しましょう。
まず、A社のブラシは799円です。2ヶ月で16回使用すると、1回あたりの費用は約50円になります。
一方、B社は取っ手とブラシ4つのセットが715円、ブラシ12個入りの詰め替えが581円で16回分使用するための合計額は1296円です。1回あたりだと81円かかります。そのため、コストパフォーマンスを重視する場合はヘッド一体型トイレブラシを使用した方がよいでしょう。
トイレ掃除を効率よくするコツ
トイレ掃除は、トイレブラシだけでなくほかのアイテムも併用することで、より効率よく掃除ができます。
クエン酸は、トイレのアンモニア臭などに効果があるとされています。消臭目的で使用する場合は、壁や床にクエン酸水をスプレーしたあとに水で濡らした布でふき取るだけと簡単です。クエン酸水は、便器のふち裏の頑固な尿石汚れにも使えます。
また、普段の掃除であれば外出する前に過炭酸ナトリウムを便器の水に入れておくことで、輪ジミの防止や漂白効果が期待できます。ブラシで掃除する前にできる範囲できれいにしておくと、ブラシも傷みにくく使いやすいでしょう。
トイレブラシのタイプは使用頻度に応じて決める
トイレブラシでは、ヘッド一体型のスポンジタイプとブラシタイプに費用面での差はあまりありません。もしどちらにするか悩んでいるのであれば、トイレの掃除頻度に応じて使いやすい方にしましょう。
ただし、一体型ではなく使い捨てタイプと比較すると、一体型のトイレブラシの方が費用面ではお得です。なるべく安く使いたいのであれば一体型、衛生面を重視するのであれば使い捨てタイプがよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー