更新日: 2024.10.02 その他家計

毎日3食自炊するという友人。節約にはなっていると思いますが「1日の自由時間」がかなり削られる気がしています。自炊の「タイパ」について教えて下さい。

毎日3食自炊するという友人。節約にはなっていると思いますが「1日の自由時間」がかなり削られる気がしています。自炊の「タイパ」について教えて下さい。
自炊の時間がもったいないからと、外食や中食で済ませている人もいるでしょう。本記事では、タイパとコスパに焦点を当てて、続けにくい自炊と続けやすい自炊のポイントをそれぞれ紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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タイパとコスパの悪い自炊

ここでは、タイパとコスパの悪い自炊を紹介します。効率よく調理できなければ、自炊は長続きしません。多くの人が陥りやすい自炊方法の落とし穴を把握しておきましょう。
 

予算を決めずに食材を購入する

自炊をする場合でも、予算を決めずに食材を購入していると、食費の節約につながりません。毎回の買い物でお金を使いすぎてしまう可能性もあるでしょう。
 
食費を節約するために自炊したいと考えている人は、1ヶ月の食費の予算を決めて、予算内で買い物をする意識を持つことが大切です。また、家計簿をつけて毎月食費にどれくらいの費用がかかっているか把握することで、さらに予算管理がしやすくなります。
 

安いという理由だけでまとめ買いする

自炊で節約する際は、安いという理由だけでまとめ買いしすぎないように注意しましょう。特売品や広告の品は価格が安いからとつい大量に購入してしまうこともあります。しかし、購入したものは最後まで使い切らなければ節約にはつながりません。
 
特に、消費期限の短い肉や魚などの生鮮食品は、まとめ買いしても使い切れず、廃棄してしまう人も多いでしょう。一人暮らしで食材の消費量が少ない場合は、無理にまとめ買いせず、必要な量だけ購入するのも一つの手段です。また、使い切れない分は冷凍することもおすすめです。
 

冷凍保存を活用しない

一人暮らしで自炊をしていると、食材が余ってしまうこともあるでしょう。余った食材は冷凍保存しておくと廃棄のリスクが減ります。肉や魚、野菜などの生鮮食品は傷みが早いため、冷凍保存を活用してください。
 

タイパとコスパのよい自炊のポイント

ここでは、タイパとコスパのよい自炊のポイントを紹介します。自炊を長続きさせるためには、コスパだけではなくタイパも大切です。
 

一部だけ自炊する

タイパのよい自炊をするなら、すべての料理を手作りするのではなく、一部の品だけ作るのがおすすめです。普段料理をする習慣がない人や、忙しくてあまり時間が作れない人は、1回の食事で何品も料理を作るのは難しいかもしれません。また、一定期間続けられたとしても、途中で挫折してしまう可能性が高いでしょう。
 
自炊で節約につなげるためには継続力が大切です。そのため、自炊のハードルを下げて、すべてのメニューではなく一部分品だけ自炊することから始めてみましょう。例えば、朝食だけ自炊したり、主菜だけ手作りしたりするなど、ゆとりのあるタイミングで自炊を取り入れるのがおすすめです。自分のできる範囲で自炊を始め、慣れてきたら範囲を広げてみましょう。
 

作れそうなものを作る

メニューを決めるときは、作れそうなものをピックアップするのもおすすめです。自炊に慣れていない人は、食べたいメニューのレシピから必要な食材を揃えようとすることがあるかもしれません。
 
しかし、必要な食材が多くなり、かえって食費がかさんでしまうこともあります。また、料理に慣れていないと自炊に時間がかかり、続かなくなってしまう場合もあります。少ない食材で簡単に作れそうなものから挑戦してみてください。
 

冷凍保存を活用する

食材を無駄なく使い切るためには、冷凍保存を活用しましょう。例えば、炊いたご飯を小分けにして冷凍しておけば、忙しい日はレンジで加熱するだけで済みます。手間が減るだけではなく、電気代の節約にもなるでしょう。
 
また、肉や魚が余ったときには、冷凍することで食品ロスを防げます。さらに、下ゆでしたり下味をつけたりしてから保存すると、短い時間で料理が作れるでしょう。忙しい日でも加熱するだけで食事が用意でき、自炊を継続しやすくなります。
 

工夫次第でタイパのよい自炊はできる

外食や中食と比べると、自炊は調理する手間が発生するため、面倒に感じる人もいるでしょう。自炊で節約するのであれば、継続が必要です。一部の品だけ自炊したり、作れそうなメニューから挑戦したりするなど、タイパのよい自炊を心がけることが節約につながります。自分のレベルにあわせて少しずつ自炊を取り入れてみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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