更新日: 2024.10.10 その他家計

暑い日はドライヤーの最中に「汗」が出るため困っています。髪の毛を乾かす際の「時短」方法はないでしょうか?

暑い日はドライヤーの最中に「汗」が出るため困っています。髪の毛を乾かす際の「時短」方法はないでしょうか?
せっかくお風呂に入りさっぱりしたのに、ドライヤー中に再び汗をかいてストレスを感じている方は多いのではないでしょうか。ドライヤーは、日頃のヘアケアに欠かせませんが、手間だと感じてできるだけ早く乾かしたいという方もいるでしょう。
 
この記事では、ドライヤー使用時にかかる電気代の目安や、暑い季節のドライヤーの時短・節約方法を解説します。ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ドライヤーを使用したときにかかる電気代

まずは、ドライヤーにかかる電気代を見てみましょう。一般家庭用のドライヤーの消費電力は1200ワット程度の場合が多いようです。この消費電力を基に、毎日10分ドライヤーを使用した際の電気代を計算します。
 
今回は、電気代単価の目安として公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している、31円/キロワットアワーとします。
 
計算式は以下の通りです。
 
消費電力(ワット)÷1000×使用時間(時間)×料金単価(円/キロワットアワー)
 
上記の計算式に当てはめると、毎日10分ドライヤーを使用した際の1ヶ月(30日間)の電気代は約186円。1年間でかかる電気代は、約2232円です。
 
なお、ドライヤーの消費電力は製造会社や機能、風量などによっても異なるため、あくまで参考程度にしてください。
 

ドライヤーの時短・節約方法

ドライヤー使用時に素早く髪を乾かすことができれば、ストレス解消につながり、消費電力もおさえられるため節約にもなります。手間のかかるドライヤーを少しでも早く快適に使うための方法を解説します。
 

事前にタオルドライで髪の毛の水分を取る

ドライヤーの使用時間を短くするためには、事前に髪の毛の水分をできる限り少なくしておくことが大切です。そこで重要なことがタオルドライです。
 
ドライヤーを使う前に、乾いたタオルで髪の毛全体の水分をできるだけ拭き取りましょう。髪の根元から毛先に向かって髪全体をタオルで包み込みながら、優しく握るようにして行う方法がおすすめです。
 
ただし、長時間のタオルドライは頭皮や髪の毛を傷める原因になる可能性があるので、注意しましょう。
 

ドライヤーを使う環境を整える

お風呂上がりには、そのまま洗面所で髪を乾かす方が多いのではないでしょうか。暑い時期は特に浴室周辺の湿度が高く汗もかきやすいので、髪の毛が乾きにくくなります。
 
そこで、リビングなどの湿気や熱がこもっていない、かつ涼しい場所でドライヤーを使うことをおすすめします。髪を乾かす時間の短縮にもつながり、再び汗をかいてしまうというお悩みも解決できるでしょう。
 

根元や頭皮から先にドライヤーを当てる

ドライヤーを使う際には、髪の毛が密集していて乾きにくい頭皮や根元から乾かし、最後に毛先を乾かすことが重要です。そうすることで髪全体の水分量が減り、時短につながります。
 
乾かす際、手ぐしをしながらドライヤーを当てることで、髪の毛の間に風が通りやすくなります。ただし、毛先は根元に比べて乾燥しやすいので温風を当てすぎないように注意が必要です。
 

乾いたタオルを頭に当てながら乾かす

乾いたフェイスタオルを頭にかぶった状態でタオルの上、もしくは内側からドライヤーを当てる方法も時短になる乾かし方の1つです。
 
タオルに吸収させた水分をドライヤーの熱で蒸発させることで、ドライヤーを直接髪に当てるよりも早く乾かせるでしょう。その際、濡れたタオルを使用すると水分の蒸発に時間がかかってしまうため、タオルドライで使ったタオルとは別のタオルを使った方がよいです。
 
また、タオルの生地が分厚い場合、髪の毛に熱が届かなくなってしまうため、薄めのタオルを使いましょう。
 

ドライヤーを使用する際は、事前のタオルドライや乾かす場所、乾かし方の工夫をすることで、時短と節約につながる

暑い時期にドライヤーをする際は、「事前にタオルドライでしっかり水分を取る」、「根元や頭皮から毛先に向かって乾かす」など、乾かし方を工夫することで時短と節約につながることが分かりました。
 
ドライヤーは家電製品のなかでも消費電力が大きい傾向にあるため、少しでも電気代の節約につなげるために、ご紹介した方法を参考にしてみてください。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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