「コンビニのコーヒー」を買う場合と「インスタントコーヒー」を持参する場合では「年間費用」はどれだけ違うのでしょうか?

配信日: 2024.09.17 更新日: 2024.10.10

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「コンビニのコーヒー」を買う場合と「インスタントコーヒー」を持参する場合では「年間費用」はどれだけ違うのでしょうか?
コンビニのコーヒーとインスタントコーヒーなら、一般的にはインスタントのほうが安く済むものですが、具体的にどれくらい差があるか、気になる方も多いでしょう。1杯あたり100円前後と安価なコンビニコーヒーでも、毎日飲み続ければ年間の費用は高くなってしまいます。
 
しかし、どうせ飲むならインスタントよりも、本格派のコーヒーを飲みたいと思う人もいるでしょう。今回は、コンビニのコーヒーとインスタントコーヒーの費用を比較します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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コーヒー1杯にかかるコストはどれくらい?

まずは、コンビニとインスタントのコーヒー1杯にかかる費用を比較しましょう。コンビニで提供されているコーヒーは、SサイズとLサイズがあります。それぞれの価格は、表1の通りです。
 
表1

Sサイズ相当 Lサイズ相当
A社 約120円 約180円
B社 約120円 約220円
C社 約120円 約220円

出典:コンビニ各社の販売価格より筆者作成
 
Sサイズはどこも同じような価格帯ですが、Lサイズに関してはコンビニによって40円程度の差があります。なお、上記の価格は通常のホットコーヒーの価格です。
 
対してインスタントコーヒーですが、こちらも使う商品によって1杯あたりのコストが異なります。ネットスーパーで販売されているインスタントコーヒーの販売価格と1杯あたりのコストは、表2の通りです。
 
表2

販売価格 1杯あたりのコスト(2グラム使用した場合)
D社 約1080円(65グラム入り) 約33.2円(小数点第2位以下四捨五入)
E社 約700円(80グラム入り) 約17.5円
F社 約510円(80グラム入り) 約12.8円(小数点第2位以下四捨五入)

出典:東急ベル「東急ネットスーパー」の価格より筆者作成
 
両者を比較すると、その差は1/10〜1/4で、インスタントコーヒーのほうが安いと分かります。ただしインスタントコーヒーは好みによって使用量が変わるため、あくまで最低限必要な量を使った場合のコストである点にご注意ください。
 

1年間飲み続けた場合の費用を比較

上記のコストでそれぞれ1年間(365日)1杯ずつ飲み続けた場合の費用を算出します。コンビニコーヒーの価格は約120円〜220円のため「120円〜220円×365日」で、年間の費用は4万3800円〜8万300円です。
 
一方、インスタントコーヒーは1杯あたり12.8円〜33.2円のため「12.8円〜33.2円×365日」で、4672円〜1万2118円かかります。両者の差は3万1682円〜7万5628円で、インスタントコーヒーのほうが節約につながることがわかります。
 
1日1杯のコーヒーをインスタントに変えるだけでかなりの金額差があるため、節約効果は大きいといえるでしょう。
 

コーヒーを飲むときの注意点

コーヒーが好きな人のなかには、毎日最低でも1杯は飲むという人も珍しくありません。出勤前や仕事中など、これから頑張ろうというときに飲む方も多いでしょう。コーヒーには覚醒作用のカフェインが含まれているため、眠気覚ましや集中したいときに効果的です。しかし、飲み方に気をつけないと健康を害してしまう可能性があるため、以下の点にご注意ください。
 

朝一で飲まない

コーヒーは朝目覚めてから数時間経過した後に飲みましょう。寝起き後の人間の体は、ストレス耐性や眠気覚ましにつながる「コルチゾール」という成分を体から分泌します。しかしコーヒーを飲むとその分泌が阻害されてしまうため、眠気は覚めても体が覚醒していない状態が起きてしまうのです。
 

コーヒーで水分補給しない

カフェインには利尿作用があるといわれるため、コーヒーだけで水分補給すると脱水症状に陥る可能性があります。朝食をコーヒーとトーストで済ませる人も珍しくないため、可能なら一緒に常温の水も用意するとよいでしょう。
 

コンビニコーヒーとインスタントはうまく使い分けよう

コンビニコーヒーとインスタントコーヒーを比較すると、経済的にはインスタントコーヒーが優れていると分かります。しかしコーヒーを飲むときは、コストパフォーマンスだけでなく美味しさも追求したいと考えるものです。
 
人によっては「コンビニコーヒーの味に慣れてしまってインスタントに戻れない」という方もいるでしょう。それぞれで香りや味わいが異なるため、最終的には自分のライフスタイルや収入に見合った選択をすることが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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