更新日: 2024.09.08 家計の見直し

食費の「節約」もしたいけど、仕事から帰って自炊して片づけて…疲れます。「節約」もできて”楽”できる方法ってありますか?

食費の「節約」もしたいけど、仕事から帰って自炊して片づけて…疲れます。「節約」もできて”楽”できる方法ってありますか?
物価高が続く現在、食費に頭を悩ませている方は多いでしょう。また、共働きの家庭が多くなった現在、家事と仕事の両立に苦労している方もいます。特に、炊事は献立を考えて買い物に行き、片付けるところまで含めると大変な手間です。
 
本記事では、食費を節約しつつ炊事にかける労力を少しでもおさえる方法を紹介します。実践できる方法を取り入れれば、時間や気持ちに余裕ができるでしょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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献立を考えずに食事を作る方法

少人数の家庭でもライフスタイルがバラバラだったり病気で食事に制限が必要だったりすると、炊事にかかる手間は一気に大きくなります。炊事を主に担う方が仕事をしている場合、食事作りが過度な負担になる恐れもあるでしょう。
 
本項では、外食する以外で献立を考える手間を省き、できるだけ炊事を効率的に行う方法を紹介します。
 

冷蔵お惣菜の宅配やミールキットを利用する

栄養バランスの取れた献立を栄養士が考え、家族の人数分の材料を宅配してくれるミールキットサービスや、冷蔵・冷凍できるお惣菜を宅配してくれるサービスを行う業者が増えています。お弁当を買うより、自分に合った味付けを選択したり、体調や食欲に合わせて量を増減しやすかったりするのがメリットです。
 
ただし、家族の人数や依頼する量によっては全てを自炊するより割高かもしれません。しかし、年間契約すれば1年を通して同じ値段なので、気候等による食材価格の変動の影響を受けないといったメリットもあります。
 
また、塩分や脂質をおさえたり糖尿病等の療養食を申し込めたりするサービスもあるので、家族1人だけ別メニューを考える必要がある場合は、食費を節約できる可能性もあります。
 

冷凍のお弁当を利用する

冷凍のお弁当を利用すれば、食べたいときに解凍するだけで食べられるので便利です。家族全員が仕事で忙しくライフスタイルがバラバラで、食事を食べたり食べなかったりする場合は、冷凍のお弁当をストックしておくほうが、効率的な可能性もあるでしょう。おかずだけを購入もできる商品もあります。
 

自炊とミールキットを組み合わせながら使うのもおすすめ

少しでも食費をおさえて家事を効率化したい場合は、自炊とミールキット、宅配冷蔵お惣菜サービスの併用もおすすめです。
 
例えば、心身共に余裕がある休日は自炊し、平日はミールキットや宅配お惣菜サービスを利用すれば、食費を節約しつつ家事を効率化できる可能性が高いでしょう。本項では、食費を節約するポイントを2つ紹介します。
 

自炊をするなら旬の食材を使うと節約になる

自炊をする場合は、旬の食材を使うと食費の節約につながります。特に野菜は旬のものとそれ以外では、値段に大きな差が生じる可能性が高いです。旬の野菜でも豊作の場合は、時期によってかなり安く手に入れられる可能性があります。
 
一方、天候不順などで野菜の値段が高いなら、冷凍野菜やカット野菜の利用がおすすめです。育ち盛りの子どもがいる場合、旬の野菜を多く利用すると満足感を得られるでしょう。
 
なお、もやしや豆苗など1年を通して値段が変わりにくい野菜の利用もおすすめです。
 

肉類は大パックを買って小分けして冷凍保存する

肉類を買う際は、大パックを利用して小分けして冷凍すると食費が節約しやすいです。近年は、「大パックならグラムあたりの値段が安い」といった売り方をしている店舗もあります。
 
なお、肉類はミールキットやお惣菜の宅配で食べると決めて、自炊にはソーセージやベーコンなどの加工肉しか使わないといった方法もあります。ソーセージやベーコンは賞味期限が長いので、大量に買っても使いきりやすいでしょう。
 
  

複数の方法を組み合わせて楽をしながら食費の節約を試みよう

現在は、安い食材を使う以外にも食費を節約する方法はあります。また、ライフスタイルや家族の事情によっては、自炊するよりもミールキットや冷凍お弁当、冷蔵・冷凍のお惣菜宅配サービスのほうが食費を節約できる可能性があるでしょう。
 
全て自炊した場合と一部外部のサービスを利用した場合の費用を計算したり、軽減できる手間を考えたりして、食費や手間を節約できる方法を模索してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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