更新日: 2024.09.05 その他家計

アラサー社会人のランチ事情。町中華の「800円のラーメン」は高すぎる?

アラサー社会人のランチ事情。町中華の「800円のラーメン」は高すぎる?
物価の上昇が著しい昨今において、日々の食費は家計に対して大きな影響を与えます。特に、自分のランチ代を気にされる方は少なくありません。少しでもランチ代を節約して、家計に余裕を持たせたいと考える方もいるでしょう。
 
そこで本記事では、30代におけるランチ代の平均額と共に、ランチ代の節約方法についても紹介します。平均額はランチ代を節約する際の一つの指標になるため、節約方法と併せて参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ランチ代の平均額

株式会社SBI新生銀行が実施した「2023年 会社員のお小遣い調査」によると、30代の男性会社員におけるランチ代の平均額は636円とされています。なお、20代から50代までの男性会社員の全体平均額が624円であるため、比較するとやや高い結果といえます。
 
また、40代の平均額は604円、50代は574円となっており、40代以降は全体平均を下回る結果となりました。
 
対して、30代の女性会社員におけるランチ代の平均額は725円です。20代から50代までの女性会社員の全体平均額は696円のため、女性でも30代のランチ代が全体平均額を上回りました。
 
なお、40代の平均額が667円、50代が671円のため、男性と同様に40代以降は全体平均を下回っています。
 
30代の男女の平均額を考慮すると、800円のランチはやや高い可能性があるといえるでしょう。30代男性の平均額との差は164円であり、1ヶ月の出勤日数を20日と仮定した場合、その差額は3280円です。平均額が725円の30代女性では差額が75円で、1ヶ月では1500円の差が生まれます。
 
一見すると大きな差ではないように思えますが、確実な支出として累積されていきます。
 

ランチ代の節約方法

ランチ代の節約方法として、おすすめの方法は以下の通りです。
 

・外食をしない
・コンビニを利用しない
・スーパーやドラッグストアを利用する
・お弁当を持参する
・主食だけ用意して、おかずを購入する
・朝食をしっかり食べて、昼食の量を減らす
・社員食堂など、低価格でランチを食べられる場所を利用する

 
基本的に、外食やコンビニを利用したランチは割高になる傾向があります。デリバリーサービスも同様です。手っ取り早く、かつ効果的にランチ代を節約するには外食やコンビニを利用する回数を抑えることでしょう。
 
最近ではスーパーのお惣菜やお弁当が充実しており、コンビニよりも低価格な場合がほとんどです。手軽さは変わらず、購入先を変えるだけでランチ代の節約につなげられる可能性があります。
 
自分でお弁当を用意すれば、よりランチ代の節約になると考えられます。ただし、少々手間はかかるでしょう。時間の有無や料理スキルなどによってお弁当作りが難しい場合は、ご飯などの主食のみ用意して、おかずをスーパーなどで購入するのがお勧めです。
 
一日の節約額は大きくないように感じるかもしれませんが、月単位や年単位で考えると大きな差になります。仮に一日に200円の節約ができれば、1ヶ月の出勤日数を20日として月に4000円の節約が可能です。年間では4万8000円となり、決して少なくない差になります。
 

ランチ代800円はやや高め

平均額と比較すると、ランチ代で800円はやや高い傾向があるといえます。ただし、平均額より高いことが悪いことではありません。人によって年収は違いますし、支出において重きを置く対象も異なります。日々のランチを楽しみや糧にして、仕事を頑張る人も少なくないでしょう。
 
しかし、ランチ代を節約したいと考える場合は全体の平均額が一つの目安になります。わずかな節約金額でも、継続すれば大きな成果になる場合があります。
 
ただし、昼食を食べないなど、無理な節約はお勧めできません。健康に悪影響を及ぼすだけでなく、午後からの仕事のパフォーマンスが低下しかねません。少しでもランチ代を節約できるよう、できることからは始めていきましょう。
 

出典

株式会社SBI新生銀行 2023年会社員のお小遣い調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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