更新日: 2024.09.04 家計の見直し

一人暮らしの社会人生活が「3年目」に突入。月の食費が「7万円」なのですが、ぜいたくしすぎでしょうか…。

一人暮らしの社会人生活が「3年目」に突入。月の食費が「7万円」なのですが、ぜいたくしすぎでしょうか…。
みなさんの中には、一人暮らしをしていて周りが食費をどのくらい使っているのか気になっている人もいるかもしれません。毎月7万円ほど食費に使っている場合、平均よりも高いのか低いのか知りたいところです。
 
そこで本記事では、一人暮らしの平均的な食費を紹介するとともに、自炊で食費を節約するためのポイントを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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一人暮らしの平均的な食費

総務省統計局が行った2023年度の家計調査によると、一人暮らし世帯の平均的な食費は、4万2584円です。そのため、毎月食費に7万円使っている場合、平均よりも食費にお金をかけている傾向があるといえるでしょう。
 
生活費全体の支出を減らすためには、食費の見直しも一つの手段です。外食が多いと、食費がかさむうえに栄養バランスが崩れるおそれがあるため、注意しましょう。
 
外食が中心の食生活を送っている人で、食費を節約したいと考えている場合は、自炊の頻度を増やすのがおすすめです。自炊においても、さまざまな工夫によりさらなる食費の節約につながる可能性があります。
 

自炊で食費を節約するポイント

ここでは、自炊で食費を節約するためのポイントを紹介します。生活費の中で食費を節約しようと考えたとき、無理に出費を減らしてしまうと健康を害するおそれがあります。
 
そのため、無理なく節約するためのポイントを押さえることが大切です。
 

毎月の予算を事前に決める

まずは、食費の毎月の予算を決めましょう。予算を決めていないとつい使いすぎてしまい、気付いたときには食費がかさんでいることもあります。
 
事前に予算を決めてお金を分けておくことで、月末までに足りなくならないよう計画的に買い物ができる可能性があります。また月の予算を決めたら、毎週いくら使えるのか計算しておくのがおすすめです。予算を細かく分割しておくことで、1回に使える金額が把握しやすくなります。
 

価格の安い食材をメインにする

食材を購入する際は、なるべく価格の安い食材をメインにしましょう。スーパーなどで比較的安く購入できる食材は次の通りです。


・鶏のむね肉
・ささみ
・ひき肉
・豆腐
・卵
・もやし
・わかめ
・トマト缶

お肉類は、一般的に牛肉や豚肉よりも鶏肉のほうが安く手に入る傾向があります。いつもの食事は、価格の安い食材を利用する意識をもつことが大切です。
 

食品ロスを発生させない

いくら購入時に食費を節約しても、使い切らずに捨ててしまい食品ロスが増えれば、食費の無駄遣いとなります。食費を節約しようとまとめ買いを行う人も多くいますが、適切な保存をしないと食材が傷み、食品ロスが発生してしまうおそれがあるため注意しましょう。
 
食品ロスを防ぐためには、食材を買い込みすぎないことが大切です。一人暮らしであれば、家族世帯よりも1回に使う食材量が少ないため、買い込みすぎには注意しましょう。
 
また、まとめ買いする際は、どのように保存するかあらかじめイメージしてから購入するとよいでしょう。お肉は小分けにしてラップやジップロックに入れて冷凍保存、野菜はカットして冷凍保存など、適切な保存方法を把握しておくことが大切です。
 

プライベートブランドを活用する

食材を購入する際、プライベートブランドを活用することも節約につながる可能性があります。プライベートブランドとは、スーパーやコンビニが独自に開発・販売しているオリジナルの商品です。
 
プライベートブランドは、自社で開発している商品のため、比較的価格が安い傾向があります。普段の食事にプライベートブランドの商品を取り入れれば、食費の節約につながる可能性があるでしょう。
 

一人暮らしの平均的な食費は4万2584円

総務省統計局の調査によると、一人暮らしの平均的な食費は4万2584円です。そのため食費に毎月7万円使用している場合、生活費における食費の割合が高くなっている可能性があります。
 
食費を抑えて生活費を節約するためには、外食中心から自炊中心の食生活に切り替えることが大切です。購入時や調理時のポイントを押さえればさらに節約できる可能性があります。外食中心の食生活の人は自炊に目を向けてみるのもよいでしょう。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 家計調査 / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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