更新日: 2024.09.04 その他家計
会費「月1万円」のサウナ付きのジムに通っています。自宅で風呂に入らないのでかなり“節約”できている気がするのですが、実際どれだけお金が浮いているのでしょうか?
本記事では、30代で1人暮らしをしている会社員を例にとり、風呂・サウナ付のジムに毎日通う場合、水道光熱費がいくら節約できるかを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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毎日ジムに通うことで節約できる費目
毎日ジムに通うことで、シャワーや風呂をジムで代替し、自宅の水道代、ガス代の節約することができます。また、ジムにいる時間の分だけ自宅で過ごす時間が減るので、エアコンの冷暖房を使用する時間も短縮され、電気代の節約になります。
サウナについては日常において必須とは言えませんが、通常サウナ施設を利用する場合、1回あたりの利用料が1000~2000円と考えると、その分がジムの月会費に組み込まれていて、お得に利用できていると考えることもできます。
さらに、ジムにウォーターサーバーが設置され、月会費にウォーターサーバー利用料も含まれているとしたら、いつでも冷たい水が飲み放題なので、飲み水の費用(水道代もしくは購入代)も一定程度、節約することが可能でしょう。
具体的に節約できる金額の目安
実際に、毎日ジムに通うことで節約できる金額の目安について算出します。
水道光熱費
プロパンガス料金消費者協会が公表している算出では、都市ガスを利用している前提で、1回の入浴における水道光熱費は浴槽(1回分・200L)分で137.6円、シャワー10分(100L)で68.8円となっています。浴槽・シャワーを30日間利用すると、合計で6192円(206.4円×30日)となります。
エアコンの電気代
部屋の滞在時間減によるエアコンの電気代節約について、運動と風呂合わせて毎日2時間ジムに滞在すると仮定します(2時間部屋のエアコンを付けずに済む)。
自宅の大きさにもよりますが、11~17畳の部屋の場合、1日あたり約60円の節約が可能です(三菱電機/MSZ-ZW4022Sの利用を想定)。ジム滞在によるエアコンの電気代は30日間で約1800円(60円×30日)節約できる計算となります。
合計
毎日ジムに通い、運動後に風呂を活用することで、自宅の風呂・シャワーの水道光熱費とエアコンの電気代を約8000円(6192円+約1800円)節約できる計算となります。月会費が1万円のジムであれば、毎日利用することによる節約の効果を考えると、かなりお得だと分かります。
毎日のジム通いによる健康維持と節約効果でQOL向上につながる
風呂・サウナ付のジムに毎日通うことによる、水道光熱費の節約効果について解説しました。もちろん、スポーツジムに通う一番の目的は健康維持という人が大半です。運動したあとの風呂・サウナまでセットになっていることで、「それまではシャワーだけで済ませていたが、浴槽につかってリフレッシュする習慣がついた」などの副次的な効果も期待できます。
運動不足が気になる人は、「節約にもなる」と考えてジムに通ってみるのも良いでしょう。
出典
一般社団法人プロパンガス料金消費者協会 プロパンガスの知恵袋
三菱電機株式会社 よくあるご質問 FAQ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー