更新日: 2024.08.22 その他家計
節約のため、水筒に「インスタントのお茶」を入れて出社しています。「ペットボトルのお茶」を買う場合と比べ、年間でどれだけの節約になりますか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
150円のお茶を買う際の費用について
毎日150円のお茶を買って出社する場合の費用を計算します。1年間の営業日数を約250日とします。また、1日あたりのお茶の費用は150円です。計算は次の通りです。
150円 × 250日 = 3万7500円
したがって、コンビニで毎日150円のお茶を買う場合の年間費用は3万7500円となります。
インスタントのお茶を水筒に入れる際の費用について
あるメーカーのインスタント緑茶は500ミリリットル用が7本で486円、1本あたり69.43円でした。口径20ミリで1か月24立方メートル使用した場合で計算すると、水道料金は、1立方メートル当たり消費税込みで約147.2円です。水筒は500ミリリットルとします。
毎日インスタントのお茶を水筒に入れて出社する場合の年間費用を計算しましょう。インスタント緑茶の費用は以下の通りです。
・1本あたり69.43円
・1本で500ミリリットル分(1日分)
・1年間の営業日数を250日とします(土日祝日休み、年間50日休みと仮定)。
69.43円 × 250日 = 1万7357.5円
次に水道料金を見ていきましょう。
1か月に24立方メートル使用すると、1立方メートルあたり約147.2円です。1日分の水道料金を起算すると、147.2円/立方メートル × 0.0005立方メートル = 0.0736円です。年間の水道料金は0.0736円 × 250日 = 18.4円となります。
インスタント緑茶の費用と水道料金を合わせると、1万7357.5円 + 18.4円 = 1万7375.9円です。したがって、インスタントのお茶を水筒に入れて出社する場合の年間費用は、約1万7376円となります。
150円のお茶を買う場合とインスタントのお茶を水筒に入れて出社する場合の費用差額
毎日150円のお茶を買う場合の年間費用は3万7500円です。これに対し、インスタントのお茶を水筒に入れて持参する場合の年間費用は1万7376円となり、差額は2万124円です。この習慣を10年間続けると約20万円の差が生まれ、経済的な負担が大きく軽減されます。
節約以外にもあるお茶を持参するメリット
お茶を水筒に入れて持参するメリットは節約以外にもあります。
・エコにつながる
・温かい・冷たい状態を維持できる
・健康維持につながる
エコにつながる
自動販売機で飲み物を購入すると、必ずペットボトルや缶のゴミが発生します。繰り返し使える水筒を使用することで、使い捨てのペットボトルの消費を減らし、環境保護にも貢献できます。
温かい・冷たい状態を維持できる
ペットボトルや缶には保温・保冷機能がありません。水筒の中には保温・保冷機能が備わったタイプもあり、飲み物の温度を長時間維持することができます。
健康維持につながる
インスタントのお茶は自宅で用意できるため、砂糖や添加物が入っていない純粋なお茶を選ぶことができ、健康管理にも役立ちます。お茶がなくなっても職場の給湯室などで追加できるでしょう。
水筒の選び方
水筒選びに迷っている人へ水筒を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。
・サイズと容量で選ぶ
・保温・保冷力で選ぶ
・洗いやすさで選ぶ
水筒のサイズは、持ち運びやすさや1回の飲みきり量によって選ぶとよいでしょう。温かい飲み物を長時間温かいまま保ちたい人は保温力がある水筒が、冷たい飲み物を長時間冷たいまま保ちたい人には保冷力がある水筒がおすすめです。
毎日使う水筒だからこそ、清潔に保つことは大切です。汚れが付きにくく、お手入れが簡単な水筒もあります。これらのポイントを参考に、自分にぴったりの水筒を見つけてください。
インスタントのお茶を水筒に入れて出社することで年間約2万124円の節約ができる
インスタントのお茶を水筒に入れて出社することで、年間約2万124円の節約ができます。インスタントのお茶を水筒に入れて会社に持参する方法は、経済的な節約だけでなく、環境にも健康にもよい方法です。ぜひ、あなたも試してみてはいかがでしょうか。
出典
アスクル おーいお茶
東京水道局 水道料金について
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー