更新日: 2024.08.22 その他家計
ダイエットのため、昼ごはんは毎日コンビニの「サラダチキン」です。自分で作った方が節約になりますか?
この記事では、コンビニのサラダチキンを購入する費用と、自宅でサラダチキンを作る費用を比較します。
また、自家製のサラダチキンを作る場合の時間や労力なども考慮に入れながら、どちらが経済的にも健康的にもメリットがあるのかを解説しています。ダイエットと節約の両方を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
コンビニのサラダチキンと自家製のサラダチキンの購入費用を比較
コンビニで販売されている一般的なサラダチキンは、257円~268円が相場のようです。なお、価格は形態などによって、変動があるようです。
自家製のサラダチキンを作る場合は、スーパーなどで鶏肉を購入して味付けをして、数時間~一晩冷蔵庫で保管した後に加熱するという方法が一般的といわれています。
総務省統計局の小売物価統計調査年報2023年によると、東京都区部の鶏肉の価格は144円です。コンビニのサラダチキンの価格を263円、自家製のサラダチキンの価格を144円として計算します。表1にまとめました。
表1
1日あたり | 1ヶ月あたり | 1年あたり | |
---|---|---|---|
コンビニサラダチキン | 約263円 | 約7890円 | 約9万4680円 |
自家製サラダチキン | 約144円 | 約4320円 | 約5万1840円 |
差額 | 約119円 | 約3570円 | 約4万2840円 |
※筆者作成
表1から、自家製サラダチキンを作るほうが節約できる可能性があるといえるでしょう。
ただし今回は鶏肉のみの価格であり、ほかにガス代や調味料代など別途料金がかかりますので注意しましょう。鶏肉やサラダチキンは会社や店舗により価格が異なり、変動する場合もありますので参考程度にしてください。
コンビニのサラダチキンを購入する場合のメリットとデメリット
コンビニのサラダチキンと自家製のサラダチキンの購入費用を比較すると、自家製サラダチキンを作るほうが節約になる可能性があることが分かりました。コンビニのサラダチキンを購入する場合のメリットを、以下にまとめました。
・購入後すぐに食べられる
・すでに味付けされている
・作る時間や手間がかからない
デメリットとしては、塩分などを多く含んでいたりすることがあげられます。仕事や家事などで忙しい場合は、コンビニのサラダチキンを購入するとよいでしょう。
自家製のサラダチキンを作る場合のメリットとデメリット
コンビニのサラダチキンは、手軽に食べられることが分かりました。自家製のサラダチキンを作る場合のメリットを、表2にまとめました。
表2
メリット | デメリット |
---|---|
・塩分の量を調節できる ・まとめて作り置きすることで好きなときに食べられる |
・完成するまでに時間がかかる ・片付けの手間がかかる |
※筆者作成
表2から完成までに時間がかかったり、片付けの手間がかかったりしますが、週末などにまとめて作り置きすることで負担が減る可能性があります。また、自家製の場合は自分で調味料の調節ができますので、塩分を控えたいと思っている方に向いているでしょう。
サラダチキンを購入する場合は、自家製の方が年間約4万3000円節約できる
サラダチキンを購入する場合は、コンビニのサラダチキンと自家製のサラダチキンの購入費用を比較すると、自家製の方が年間約4万3000円節約できる可能性があることが分かりました。
コンビニのサラダチキンのメリットとして、購入後すぐに食べられたり、作る時間や手間がかからなかったりする点です。自家製サラダチキンのメリットとして、塩分などを自分で調節できる点です。
時間に余裕がある場合は週末などに作り置きをして、作る時間が確保できない場合はコンビニのサラダチキンを購入するなど、そのときの状況に合わせるとよいでしょう。
出典
e-Stat政府統計の総合窓口 小売物価統計調査(動向編)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー