更新日: 2024.08.20 その他家計
友人がお盆の帰省で、旦那さんの実家に帰省するときに「お金がすごくかかる」と言っています。交通費はどれぐらいかかるのでしょうか?
とくに、他の都道府県から北海道や沖縄県といった本州以外の地域に向かう場合には、飛行機が必須なこともあるでしょう。今回は、帰省に新幹線や飛行機が必要な場合にかかる費用を算出します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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帰省にかかる費用をケース別で算出
今回は、お盆の開始日である8月13日の朝から各地域に向かった場合にかかる費用を算出します。新幹線や飛行機は日によって費用が変動する場合があるため、あくまで費用は参考程度である点にご注意ください。
交通手段はなにが必要?
国内で長距離移動に使われる移動手段は、主に以下の通りです。
・飛行機
・新幹線
・有料特急
・高速バス
今回のケースでは、免許をお持ちでない方の帰省も考慮して、車を使用するケースは条件に加えていません。また、移動費用は出発地によって大きく変動します。今回は「北海道・沖縄・愛知・東京・大阪・福岡」からそれぞれの地域に向かった場合のコストを紹介します。
札幌駅(北海道)に行く場合
各地域から札幌駅に向かった場合にかかるコストは、表1の通りです。
表1
出発地点 | 最安費用 |
---|---|
那覇空港 | 約7万4100円(飛行機+在来線) |
名古屋駅 | 約4万7300円(高速バス+飛行機+在来線) |
東京駅 | 約5万1600円(飛行機+在来線) |
大阪駅 | 約5万2880円(飛行機+在来線) |
博多駅 | 約7万9200円(飛行機+在来線) |
表は乗換案内ツールを使用して筆者が作成
※あくまで参考価格である点にご注意ください
那覇空港(沖縄)に行く場合
各地域から那覇空港に向かった場合にかかるコストは、表2の通りです。
表2
出発地点 | 最安費用 |
---|---|
札幌駅 | 約5万5840円(飛行機) |
名古屋駅 | 約6万1410円(飛行機+有料特急) |
東京駅 | 約6万1300円(飛行機+在来線) |
大阪駅 | 約5万4000円(連絡バス+飛行機) |
博多駅 | 約4万3600円(飛行機+在来線) |
表は乗換案内ツールを使用して筆者が作成
※あくまで参考価格である点にご注意ください
名古屋駅(愛知県)に行く場合
各地域から名古屋駅に向かった場合にかかるコストは、表3の通りです。
表3
出発地点 | 最安費用 |
---|---|
札幌駅 | 約6万600円(飛行機+有料特急+在来線) |
那覇空港 | 約4万4920円(飛行機+新幹線+在来線) |
東京駅 | 約1万1500円(新幹線) |
大阪駅 | 約6800円(新幹線+在来線) |
博多駅 | 約4万3600円(飛行機+在来線) |
表は乗換案内ツールを使用して筆者が作成
※あくまで参考価格である点にご注意ください
東京駅(東京都)に行く場合
各地域から東京駅に向かった場合にかかるコストは、表4の通りです。
表4
出発地点 | 最安費用 |
---|---|
札幌駅 | 約4万100円(飛行機+在来線) |
那覇空港 | 約6万3500円(飛行機+在来線) |
名古屋駅 | 約1万1500円(新幹線) |
大阪駅 | 約1万4900円(新幹線+在来線) |
博多駅 | 約5万5300円(飛行機+在来線) |
表は乗換案内ツールを使用して筆者が作成
※あくまで参考価格である点にご注意ください
大阪駅(大阪府)に行く場合
各地域から大阪駅に向かった場合にかかるコストは、表5の通りです。
表5
出発地点 | 最安費用 |
---|---|
札幌駅 | 約6万2900円(飛行機+在来線) |
那覇空港 | 約5万3820円(飛行機+在来線) |
名古屋駅 | 約6880円(新幹線+在来線) |
東京駅 | 約1万4900円(新幹線+在来線) |
博多駅 | 約1万6200円(新幹線+在来線) |
表は乗換案内ツールを使用して筆者が作成
※あくまで参考価格である点にご注意ください
博多駅(福岡県)に行く場合
各地域から博多駅に向かった場合にかかるコストは、表6の通りです。
表6
出発地点 | 最安費用 |
---|---|
札幌駅 | 約7万6900円(飛行機+在来線) |
那覇空港 | 約4万3600円(飛行機+在来線) |
名古屋駅 | 約1万9510円(新幹線) |
東京駅 | 約5万7800円(飛行機+在来線) |
大阪駅 | 約1万5400円(新幹線+在来線) |
表は乗換案内ツールを使用して筆者が作成
※あくまで参考価格である点にご注意ください
お盆で実家に行くなら手土産も必要
お盆に実家へ行く場合、多くの場合は手土産を持参して向かうものです。手土産の費用にこれといった決まりはありませんが、およそ3000~5000円の範囲で買う方が多いようです。そのため、上記の交通費にプラスして3000~5000円ほどかかると思っておいたほうがよいでしょう。
遠方の帰省にはお金がかかる
上記の費用はあくまで片道1人分の費用です。そのため、パートナーもしくはお子様と一緒に帰省する場合は、人数×往復分で費用がかかります。家族構成によっては、往復で数十万円単位の費用がかかることもあるでしょう。
車を利用する場合でも、高速道路代やガソリン代がかかります。また、車の場合は交通機関を使うよりも時間がかかると予想されるため、途中で食事をとるための飲食代や、場合によっては宿泊代も必要になるでしょう。帰省で大きな費用がかかる場合は、できるだけ安い乗り換え方法を利用することをおすすめします。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー