更新日: 2024.08.19 家計の見直し
完全在宅勤務なので、風呂は2日に一度しか入りません。風呂代や電気代は年間でどれだけ浮くでしょうか?
お風呂は1日の生活においても欠かせないことで、毎日入る人も多いと考えられますが、2日に1回のペースに落とせば光熱費を安く抑えることができます。
今回の記事では、お風呂を2日に1回の頻度にした場合どのくらい安くなるのかを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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浴槽にお湯を溜めるとどのくらい?
まずは浴槽にお湯を溜めるとどのくらいの料金がかかるのかを比較します。毎日溜めた場合と、2日に1回の割合でそれぞれどのくらい変わるのかを見ていきます。
毎日溜めた場合
浴槽に200リットルお湯を溜める場合、1回あたりにかかる電気代やガス代はあわせて約92円です。冬は水の温度の関係でガス代が若干高騰します。毎日浴槽に入るとすると、92円×30日=2760円です。追い炊きをする場合、ガス代は1回72円です。追い炊きをするとかなりコストがかかるといえるでしょう。
2日に1回溜める場合
上記と同様に1回あたり92円で計算すると、1ヶ月あたり92円×15日=1380円となり、1年間で1万6560円となります。毎日溜めた場合の年間費用は3万3120円なので、2日に1回の方がかなり節約できるといえるでしょう。
シャワー1回あたりどのくらい?
シャワーは1分間で約12リットルの水を使うと言われています。プロパンガスの場合、5分間シャワーを使用した場合の料金は約65.85円、10分間で131.71円となります。
毎日使う場合
シャワーを10分間毎日使うと、131.71円×30日=4483円となります。1年間毎日10分間のシャワーのみの場合、約5万3859円となります。1日10分間のシャワーだけでも、年間で考えると大きなコストとなることが分かります。
2日に1回使う場合
一方、2日に1回シャワーを10分間使うと、かかる料金は1975.65円となり、年間で2万3707円になります。毎日使うよりは圧倒的に安くなるため、大きな節約になると言えます。
お風呂にかかる費用を比較
それぞれどのくらい差が出るのか分かりやすく表1にまとめます。
表1
毎日 | 2日に1回 | |
---|---|---|
浴槽のみ | 2760円/月 | 1380円/月 |
シャワー10分間 | 4483円/月 | 1975円/月 |
浴槽+シャワー10分 | 7243円/月 | 3355円/月 |
表は1ヶ月にかかる費用の計算を基に筆者作成
毎日お風呂に入るのと、2日に1回のそれぞれの差は
・浴槽のみ…1380円
・シャワー10分間…2508円
・浴槽+シャワー10分間…3888円
となります。お風呂で費用を抑えたいなら、2日に1回浴槽にお湯を溜めて使うのが一番安くなります。2日に1回のシャワーだけでも大きな節約になるため、できる範囲で節約していくのが大切です。
お風呂でさらに節約する方法
お風呂の頻度を2日に1回にするのも効果的ですが、さらに費用を抑えたいなら以下で紹介することを実践してみましょう。少し意識するだけでも大きな効果が期待できるでしょう。
温度を下げる
お湯の温度を下げるだけでも節約効果があります。水の温度を上げるためにはより多くのガスが必要になるため、高ければ高いほどガス代は上がります。ただし、節約のあまり低くしすぎると体調を崩すこともあるため、無理のない範囲の温度設定を心がけましょう。
お湯を出しっぱなしにしない
お湯は使う時だけ出すようにしましょう。顔を洗うときや頭を洗うときなどはついシャワーを出しっぱなしにしがちですが、お湯が出ている分だけ費用がかかってしまいます。こまめにシャワーを使うようにし、なるべく短い時間で済ませるようにしましょう。
節約を意識してお風呂に入ろう
お風呂に入る回数を減らせばそれだけ節約効果が期待できます。徹底的に節約を意識するなら、回数を減らすのが効果的でしょう。
どうしても毎日お風呂に入りたい場合は、お湯の温度を下げ、なるべく短い時間で入るようにすればそれでも節約ができます。自分のできる範囲で節約をしていきましょう。
出典
中部電力ミライズ 当社の都市ガスについて
中部電力ミライズ カテエネガスプラン1
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー