更新日: 2024.08.15 その他家計
自作サンドイッチをランチにしています。コンビニのサンドイッチを買っていた場合と比べ、1ヶ月でどれだけの節約になっているでしょうか?
今回は、自作サンドイッチとコンビニのサンドイッチのコストを比較し、1ヶ月でどれだけの節約ができるかを検証します。また、節約以外のメリットについても見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
コンビニのサンドイッチのコスト分析
まずは、コンビニで販売されている一般的なサンドイッチの価格帯を見てみましょう。金額は、すべて税込みです。
「ローソン」…ツナたまごサンド289円~海老カツヒレカツBOX473円
「ファミリーマート」…ハムチーズ&ポテトサラダサンド258円~よくばり肉サンド三元豚厚切りロースかつサンド438円
「セブン-イレブン」…ポテトサラダサンド213円~佐世保スイートマヨサンド496円
地域によっては取り扱いがない商品もありますが、上記のような大手コンビニチェーンでは、サンドイッチの価格は通常200円から500円の間です。ここでは、平均的な価格として350円を採用します。1ヶ月(平日20日)間、毎日コンビニのサンドイッチを購入した場合のコストは以下の通りです。
350円×20日=7000円
自作サンドイッチのコスト分析
次に自作サンドイッチのおおよそのコストを見ていきましょう。ここでは、自作サンドイッチの材料を楽天レシピに基づき、以下のように設定します。こちらの金額も、すべて税込みです。
・食パン(8枚切り1袋(超熟):268円
・マーガリン160g(雪印メグミルク):193円
・ハム4枚入り3パック(伊藤ハム):322円
・スライスチーズ7枚入り(雪印メグミルク):279円
・レタス1玉(長野県産):214円
・マヨネーズ450g(キューピー):462円
これらの材料でサンドイッチを作る場合、1回のコストは以下のように計算されます。
・食パン2枚:268円÷8枚×2枚=約67円
・マーガリン8g:193円÷160g×8g=約10円
・ハム2枚:322円÷12枚×2枚=約54円
・スライスチーズ1枚:279円÷7枚×1枚=約40円
・レタス1枚(1回分あたり1/10玉使用):214円÷10回分×1枚=約21円
・マヨネーズ8g:462円÷450g×8g=約8円
合計すると1回当たりの自作サンドイッチのコストは以下の通りです。
約67円+約10円+約54円+約40円+約21円+約8円=約200円
1ヶ月(平日20日)間、毎日自作サンドイッチを使った場合のコストは以下の通りです。
約200円×20日=約4000円
節約額の比較
コンビニのサンドイッチと自作サンドイッチのコストを比較すると、1ヶ月で以下のような節約が可能です。
7000円-約4000円=約3000円
つまり、毎日コンビニのサンドイッチを買う代わりに自作サンドイッチに切り替えることで、1ヶ月あたり約3000円の節約が可能です。年間で考えると、約3万6000円の節約となります。
節約以外の他のメリット
自作サンドイッチのメリットは、コストだけではありません。自作することで、以下のような利点も得られます。
・健康面の改善
自作サンドイッチなら、自分の好みに合わせて具材を選び、カロリーや栄養バランスをコントロールすることが可能です。新鮮な野菜や低脂肪の食材を使用すれば、健康的な食生活を維持できるでしょう。
・環境への配慮
コンビニのサンドイッチはプラスチック包装が多く、ゴミの増加につながります。自作することで、自宅にある容器の使用により、環境負荷を軽減できるでしょう。
・時間の節約
一見すると自作の方が、時間がかかるように思えますが、前日の夜や週末に仕込める具材はまとめて作り置きすることで、毎朝の準備時間を短縮できます。また、コンビニに立ち寄る時間も省けるでしょう。
節約と健康を手に入れよう
毎日のランチを自作サンドイッチにすることで、1ヶ月あたり約3000円、年間で約3万6000円の節約が可能です。さらに、健康面や環境面でもメリットが得られます。自分の好みに合わせたサンドイッチを作り、節約と健康の両方を手に入れましょう。
出典
ローソン サンドイッチ・ロールパン
ファミリーマート サンドイッチ・ロールパン・バーガー
セブン-イレブン サンドイッチ・ロールパン
楽天レシピ ハムチーズレタスサンド レシピ・作り方
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー