更新日: 2024.08.03 その他家計

夕食は「松屋」で済ませています。自宅で牛丼を作る場合と費用はどれだけ違いますか? また、健康面に影響はあるでしょうか?

夕食は「松屋」で済ませています。自宅で牛丼を作る場合と費用はどれだけ違いますか? また、健康面に影響はあるでしょうか?
忙しい現代社会において、晩御飯作りは時間と労力の大きな負担となります。そんな時、松屋のような牛丼チェーン店は、手軽に温かい食事を済ませられるため、非常に助けになるでしょう。ただし、気になるのは家計のことです。毎日の晩御飯を松屋に頼ってしまうと、節約につながらないかもしれません。
 
本記事では、毎日の晩御飯を松屋で済ませる場合の節約効果について、詳しく考察していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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毎日の晩ご飯を松屋で済ませた場合

松屋のメニューは多岐にわたりますが、例えば「牛めし並盛」の場合、価格は430円です。これを毎日の晩ご飯として利用すると、1カ月(30日)の費用は次のように計算できます。
 
430円/日×30日=1万2900円
 
したがって、毎日の晩ご飯を松屋の牛めし並盛で済ませる場合、1カ月あたり約1万3000円が必要です。
 
ただし、松屋のメニューは牛めしだけでなく、定食やカレーなどもあり、それぞれの価格は異なります。また、松屋では定期的にクーポンやキャンペーンを実施しており、これらを利用することで費用を抑えることも可能です。
 

自分で牛丼を作った際の費用

自家製の牛丼を作る際の材料費は、使用する具材により異なりますが、クラシルのレシピに基づくと、1人前の費用は約600円程度となります。具体的な材料は下記の通りです。
 

・牛肉(切り落としやこま切れ)250g
・玉ねぎ半個(約150g)
・生姜1かけ(約10g)
・ごはん200g・水200ml
・しょうゆ大さじ3
・砂糖大さじ3
・みりん大さじ1
・料理酒大さじ1
・顆粒和風だし小さじ2
・サラダ油大さじ1/2
・紅生姜5g

 
これはあくまで一例であり、使用する材料やその量、スーパーマーケットの価格などにより費用は変動します。したがって、自家製の牛丼を作る場合、1カ月の費用は次の通りです。
 
600円/日×30日=1万8000円
 
これは、毎日の晩ご飯を松屋で済ませる場合の費用(約1万3000円)と比較すると、少し高くなります。
 

毎日晩ご飯を牛丼にした場合の健康被害

毎日牛丼を食べ続けると、体にさまざまな影響が出る可能性があります。考えられる健康被害は、以下の通りです。
 

・塩分過多
・カロリー過多
・栄養の偏り

 
牛丼はしょうゆベースのたれで味付けされているため、塩分が多く含まれています。毎日牛丼を食べると、一日の推奨塩分摂取量を超える可能性があり、高血圧のリスクが高まるかもしれません。
 
牛丼はごはんと牛肉を主成分としており、カロリーが高いです。毎日牛丼を食べると、適切なカロリー摂取量を超える可能性があり、肥満のリスクが高まる可能性があります。
 
また、牛丼は主に炭水化物とたんぱく質を提供しますが、ビタミンやミネラルなどの栄養素は少ないです。そのため、毎日牛丼だけを食べると、栄養が偏る可能性があります。
 

吉野家は毎日牛丼を食べても実験した結果健康被害はないと発表

吉野家は、20歳から65歳未満の成人男女24名(血糖値正常高値および境界型合計5名を含む、平均年齢44.8±8.5歳)を対象に、日常生活において吉野家の「冷凍牛丼の具」を毎日1食必ず摂取することを12週間続けるという実験を実施しました。
 
吉野家が行った実験では、毎日1食牛丼を食べ続けても、体重や体脂肪率・血圧・中性脂肪・コレステロール類・血糖値などに有意な変動は見られなかったとの結果が出ています。
 

食後すぐに眠くなる場合は注意

毎日牛丼を食べた後に強い眠気を感じる場合、糖代謝異常の可能性があるかもしれません。健康な人であっても、一度に大量に食べることでこの症状が起こることがあります。
 
食事に含まれる炭水化物はブドウ糖に消化され、血液中に吸収されます。このブドウ糖は血糖として血液中に存在しますが、一度に多くの食事を摂ると血糖値が急激に上昇し、体がその変化に対応しきれなくなります。
 
インスリンの分泌が追いつかず、一時的に血糖値が異常に高くなる「過血糖」の症状が現れることがあるため、注意しましょう。
 

自炊より毎日松屋で晩ご飯を食べる方が節約になる

毎日の晩御飯を松屋で済ませることは、時短だけでなく節約の観点からも有利かもしれません。自炊に比べて松屋のメニューは手頃な価格で提供されており、食材の購入や調理の手間を省くことができます。
自炊では材料費や光熱費がかかるうえに、時間と手間も必要です。
 
しかし、松屋ではリーズナブルな価格でバランスの取れた食事が提供されているため、忙しい日常を送る中で、節約と効率を両立する選択肢となり得ます。
 

出典

松屋 メニュー
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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