更新日: 2024.07.19 家計の見直し
人生で一度は世界一周旅行に行きたいです。どれくらいお金があったら可能ですか?
しかし、気になるのが費用や海外旅行に行くための準備などです。本記事では、世界一周旅行の費用相場を紹介するとともに、事前準備や海外旅行中に気をつけたいポイントを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
世界一周旅行の費用相場
憧れの世界一周旅行は、一体いくらから行けるでしょうか。
世界一周旅行では、飛行機を使用するパターンと船を使用するパターンがスタンダードです。費用は距離や旅行の途中で寄る国の数や場所、旅行会社によって大きく異なります。
飛行機を利用した世界一周旅行は、35万円前後から行けるツアーもあるようです。船を利用した世界一周旅行は、およそ200~450万円ほどでツアーを実施している会社もあります。
世界一周旅行の準備での注意点
ここでは、世界一周旅行の準備で注意したいポイントを紹介します。初めて海外へ行く方や、世界一周旅行をする方は参考にしてください。
パスポートの作成とページ数の確認
世界一周旅行では、パスポートがないと航空券を購入したり、ビザを申請したりできません。パスポートを持っていない人や期限が切れてしまっている人は、始めにパスポートを取得しましょう。
パスポートは申請してからすぐに受け取れるものではありません。発行に1週間程度時間がかかるため、早めに手続きを済ませましょう。パスポートを申請するときは戸籍謄本や住民票の写しなどの書類も必要です。準備期間もあわせて2週間程度かかると見積もっておきましょう。
また、世界一周旅行では多くの国を訪れるため、出入国審査時のスタンプの回数も増えます。場合によっては査証欄が足りなくなってしまう可能性もあるため、所在都道府県の旅券課にパスポートを持参し、事前にページを増やしてもらいましょう。
巡る国によってはビザを取得する
日本は180カ国以上の国にパスポートだけで入国できます。しかし、巡る国や地域によってはビザの取得が必要です。日本にいるうちに取得しておきたいビザは、ブラジルやインドエジプトなどの国です。
ビザは有効期限や滞在可能日数期限が決まっているため、長期旅行や長期滞在を予定している場合は、日本ではなく旅行中に海外の大使館や領事館でビザを取得することも視野に入れておきましょう。
海外旅行保険に加入する
海外で病気や盗難などのトラブルが発生したとき、保険に入っていないと多額の治療費や入院費がかかってしまう可能性があります。
万が一の費用を抑えるためにも、海外旅行保険に必ず加入しておきましょう。補償内容をカスタマイズできる保険もあるため、必要な保険を自分で選び費用を抑えたい方におすすめです。
世界一周旅行で費用を抑えるコツ
ここでは、世界一周旅行の費用を抑えるためのポイントを紹介します。海外旅行かつ長旅になるほどお金がかかります。
ローカルレストランを利用する
観光地周辺のレストランは、基本的に観光客価格のため、通常よりも値段が高いお店も多いようです。外食をする際は、地元の人も利用するローカルレストランを利用すると、費用を抑えられます。
移動には公共交通機関を利用する
現地での移動には、電車やバスなどの公共交通機関を利用しましょう。旅行では、行き先を伝えるだけでよいタクシーをつい使いすぎてしまうこともあります。
しかし、タクシーだと交通費が高くなるうえに、治安のよくない地域ではさらにぼったくり被害に遭う可能性があります。事前に目的地の場所と移動手段を確認しておき、できるだけ電車やバスを使って移動すると交通費を節約できるでしょう。
宿泊はゲストハウスを利用する
世界一周旅行では、宿泊回数が多くなるため、ホテル暮らしを続けると必然的に旅費がかさんでしまいます。なるべく費用を節約しながら世界一周旅行を楽しみたいのであれば、宿泊費が高い国では、ゲストハウスを利用するのがおすすめです。
ゲストハウスは、ホテルよりも宿泊費用が安いうえに、現地の暮らしを間近に体験できる貴重な場でもあります。各国の物価を事前に確認し、費用にあわせてゲストハウスの利用を取り入れましょう。
世界一周旅行はおおよそ35万円から行ける
世界一周旅行は、飛行機であればおよそ35万円から、船であれば200~450万円ほどから行けます。ただし、旅行会社や行き先によって価格は大きく変わるため、自分の行きたい場所にあわせてプランを探しましょう。
また、海外旅行は、国内旅行とは注意すべき点が異なります。準備しなければいけないことはチェックリストにしておくと漏れを防げるでしょう。海外旅行中に危険な目に遭わないためにも、事前に対策を行っておくことが大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー