更新日: 2024.07.11 その他家計

「フィットネスジム」の料金が高いので公民館の「トレーニング室」に切り替えようか検討中です。年間いくら節約になるでしょうか?

「フィットネスジム」の料金が高いので公民館の「トレーニング室」に切り替えようか検討中です。年間いくら節約になるでしょうか?
フィットネスジムを利用している方のなかには、料金が高いと感じている方もいるでしょう。そのため、市区町村が運営している公民館のトレーニング室やスポーツセンターを利用し、ジムにかかる費用をおさえたいと考える方もいるかもしれません。
 
本記事では、フィットネスジムと公民館のトレーニング室のそれぞれの費用相場と、メリット・デメリットについてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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フィットネスジムと公民館のトレーニングルームの費用比較

フィットネスジムと公民館のトレーニングルーム、それぞれの相場で費用を比較します。
 

フィットネスジムを利用した場合

あるジムでは、週1回月4回までの使用で月額6380円からです。ほかのジムでは、月額7000円~1万1500円でしたので、フィットネスジムの費用相場としては、6000円〜1万円前後でしょう。年間で計算すると、7万2000円~12万円程度の費用となります。
 
また、フィットネスジムへの入会の際に、入会金や事務手数料がかかることもあります。そのため、入会時の価格や継続にかかる費用についても把握しておきましょう。
 

公民館のトレーニングルームを利用した場合

公民館のトレーニングルームを利用した場合、フィットネスジムと料金体系が異なり、1回あたりの料金のことが多いようです。相場としては、1回あたり300円〜800円程度です。なお、運営している区や市町村に在住している方の場合は、料金が少し安くなる可能性もあります。
 
もし、公民館のトレーニングルームを週2回利用した場合の料金は、月2400円〜6400円です。さらに、これを年間で計算すると、2万8800円~7万6800円です。そのため、フィットネスジムの年間の費用と比べると、4万3200円ほど安く通えると考えられます。
 
しかし、フィットネスジムと公民館のトレーニングルームでは、施設設備の充足の程度や、利用できるサービスに違いがあるでしょう。次項にて、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
 

それぞれの施設のメリット・デメリットは?

フィットネスジムと公民館のトレーニングルームのメリット・デメリットを比較してご紹介します。
 

フィットネスジムのメリット・デメリット

フィットネスジムのメリットは以下の通りです。

・豊富なトレーニングマシンやスタジオレッスンの利用ができる
 
・24時間営業や深夜まで営業している店舗も多く、ライフスタイルに合わせて通える
 
・トレーナーから自分に合ったプログラムを聞ける

一方、デメリットには以下のようなものがあります。

・入会にかかる費用や月額料金が高い
 
・月額プランに加入した場合、通った回数が少ないと損に感じる場合もある
 
・人気のジムの場合には、混んでいて自分の行いたいトレーニングができない場合もある

フィットネスジム利用前には自分の希望に見合った料金か、また月額の場合には、計画的に通えるかというところも十分に確認しましょう。
 

公民館のトレーニングルームのメリット・デメリット

公民館のトレーニングルームのメリットは以下の通りです。

・安価な料金で利用できる
 
・利用1回あたりの料金設定であることが多い

また、デメリットは以下の通りです。

・フィットネスジムと比べて、トレーニングマシンの種類や台数が少ない傾向がある
 
・営業時間が夕方までと短い傾向がある
 
・管理者が常駐していない場合がある

フィットネスジムと比べて、費用が安いことが魅力ですが、自分の利用したいトレーニングマシンが使えない可能性があります。
 
また、都合に合わせた通い方が難しいことも懸念されるでしょう。自分のライフスタイルや、どのようなフィットネス効果を得たいかによって、どちらを利用するか検討することをおすすめします。
 

公民館のトレーニングルームを利用することで、年間4万3200円節約できる可能性がある

もし、週2回ジムの利用をすると考えた場合、公民館のトレーニングルームを利用すれば年間約4万3200円の節約ができる可能性があります。しかし、トレーニングマシンの数が少なく、希望のトレーニングができなかったり、ライフスタイルによっては通いにくさを感じたりする場合もあるようです。
 
費用面も大切ですが、自分の理想とする体の状態に近づくために、継続しやすい方を選ぶことをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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