更新日: 2024.07.01 その他家計

自宅の洗濯機で毎日洗濯VS週1回コインランドリー! 年間費用はどれだけ異なる?

自宅の洗濯機で毎日洗濯VS週1回コインランドリー! 年間費用はどれだけ異なる?
毎日欠かせない家事の一つが洗濯です。家での洗濯で気になるのが水道料金や電気代、洗濯用洗剤などにかかるコストです。
 
一方、家に洗濯機がない、洗濯機よりも仕上がりがよいなどの理由でコインランドリーを日常的に利用している人もいるかもしれません。コインランドリーは手軽ですが、頻繁に利用すると出費が心配です。そこで今回は、年間費用に注目して、自宅で洗濯する場合と週1回コインランドリーを利用する場合とを徹底比較します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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コインランドリー1回あたりの料金

利用する洗濯機の種類や洗濯物の量によりますが、コインランドリーの1回あたりの料金相場は以下の表1の通りです。
 
表1

洗濯機の大きさ 料金
7~10 kg 約300円~約500円
12~17 kg 約400円~約800円
22 kg 約700円~約1000円

※筆者作成
 
また、コインランドリーで乾燥をする場合の料金相場は以下の表2の通りです。
 
表2

乾燥器 料金 時間
9~14 kg 約100円 8~12分
25 kg 約100円 6~8分

※筆者作成
 
乾燥機は使用時間によって料金が決まっており、8〜12分程度で約100円が目安です。
 
なお、洗濯から乾燥まで行う場合の時間の目安は約1時間、料金は約1000円前後となります。コインランドリーで洗濯から乾燥までを週1回利用する場合の年間費用を計算しましょう。

・1回の費用が約1000円
 
・週1回利用
 
・1年は52週間

年間費用の計算方法は以下の通りです。
 
1000円×52週間=5万2000円
 
したがって、週1回コインランドリーを利用し、洗濯から乾燥までを行う場合にかかる費用は年間5万2000円となります。
 

自宅で洗濯する際のコスト

自宅の洗濯機を使って洗濯から乾燥までをするコストを見ていきましょう。1日1回洗濯~乾燥の定格消費電力量900Wh、使用水量55Lと仮定します。1年間にかかるコストを計算すると、以下の通りになります。

・電気代:1万200円
 
・水道代:5300円

洗濯乾燥機の電気代+水道代は1万5500円です。
 

自宅で洗濯する方がお得

コインランドリーを週1回利用する場合の年間費用は5万2000円であり、自宅の洗濯機を使用する場合の年間費用1万5500円と比較すると、コインランドリーの方が3万6500円多くかかります。したがって、自宅で洗濯する場合の年間費用とコインランドリーを利用する場合の年間費用を比較すると、自宅で洗濯する方が3万6500円お得です。
 

コインランドリーの料金を抑えるコツ

コインランドリーの料金を抑えるためのポイントは以下の通りです。

・乾燥機だけを利用する
 
・乾いたバスタオルを乾燥機に入れる
 
・コインランドリー専用カードやキャッシュレス決済を利用する

自宅で洗濯を行い、乾燥だけをコインランドリーで行うことで、洗濯機の利用料金を節約できます。また、乾いたバスタオルを洗濯物と一緒に乾燥機に入れることで、バスタオルが水分を吸収し、乾燥時間を短縮できるといわれています。
 
さらに、利用時にコインランドリー専用カードやキャッシュレス決済を利用することをおすすめします。ポイントが貯まったり、割引を利用できたりする店もあるため、上手に活用して、コインランドリーの利用にかかる費用を抑えましょう。
 

自宅で洗濯する際の節約術

自宅で洗濯する際の節約術は以下の通りです。

・適量の洗剤を使用する
 
・洗濯物は少なくしておく
 
・脱水時間を調節する

洗濯をするとき、洗剤を多めに入れたほうが、洗浄力が上がると思っている方もいるようですが、洗浄力は適量の場合とさほど変わらないといわれています。また、すすぎに時間がかかる原因にもつながるため、電気代・水道代が多くかかる可能性があります。
 
また、洗濯物を洗濯機に詰め込みすぎないよう注意しましょう。洗濯の効率が悪くなり、余分に電気代がかかってしまう可能性があるからです。さらに、脱水の際に洗濯物の種類によって時間を調節すると、電気代の節約につながる可能性があります。
 

自宅洗濯の方がコインランドリーよりも断然お得

年間費用で比較すると、自宅洗濯の方がコインランドリーよりも断然お得であることが分かりました。ただし、コインランドリーは時間がないときや、大量の洗濯物を干す場所がないときなどに便利です。ライフスタイルに合わせて、洗濯方法を使い分けるとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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