更新日: 2024.06.26 その他家計
「自宅で洗車」と「洗車サービスを利用」コスパがよいのはどっち?
車体をきれいに保つためには、こまめな洗車が必要ですが、費用が気にかかる方もいるかもしれません。本記事では、洗車サービスを利用した場合と自宅で洗車した場合、どちらがコスパよく済むか検証します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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洗車サービスでかかる料金は?
洗車サービスは、簡易的なものもあれば、細部まで丁寧に仕上げるものもあります。一例として、ある店舗での簡易的な洗車サービスは、水洗い洗車と拭き上げ、そして車内に掃除機をかけてくれるまでがセットです。
また、料金が一律の店舗もあれば、車種によって違う店舗もあります。一律の場合の費用は6800円、車種により異なる場合には3720円~7100円ほどのようです。
さらに、細部まできれいに仕上げる場合には、以上の料金より費用がかかります。前述と同店舗での簡易的なサービスに加え、外装磨き仕上げやホイール掃除などを追加した場合には、2万5000円まで値段が上がります。
内容により値段が大きく異なるため、車体や室内の状態などによってサービスを検討する必要があるでしょう。また、車体をよりよい状態に保つため、車のボディやガラスのコーティングを行うオプションサービスもあります。
ガソリンスタンドの機械洗車や洗車場を利用する方法もある
洗車サービスの利用以外にも、ガソリンスタンドに設置された機械で洗車したり、洗車場を利用したりする方法もあります。それぞれの費用相場は以下の通りです。
・洗車機を利用した場合:1回当たり400円~600円
・洗車場を利用した場合:数百円~1000円程度
以上より、洗車サービスよりも安く済むことが分かります。
洗車機は一気に車体を洗うことができ、洗車のための用具を持参することもありません。一方、機械で洗車をする際に細かい傷がついてしまう可能性があります。
また、洗車場で洗車を行う場合には人の手で細かい部分まできれいにできます。しかし、時間がかかってしまうことや、洗車道具の持参が必要です。洗車サービスの費用が高いと感じた場合には、洗車機や洗車場を活用してもよいでしょう。
自宅で洗車をする場合の費用と比較
自宅で洗車をする場合には、水道代と洗車用具が必要です。
まずは水道代を計算します。ENECHANGE株式会社の運営する「エネチェンジ 電気とガスのかんたん比較」によれば、洗車をするときには約250リットルの水を使うそうです。厚生労働省が以前発行した「いま知りたい水道-日本の水道を考える-」によれば、水1リットル当たりの価格は0.2円です。そのため、水道代は1回当たり50円になります。
次に、洗車する道具にかかる費用を見ていきましょう。洗車には、以下のような道具を使用します。
・洗車用シャンプー
・コーティング剤
・拭き上げ用クロス
・スポンジ
これらのセットの費用は、2000円〜4000円ほどです。
洗車セットは一度買ってしまえば、複数回利用できます。そのため、月に何回自宅で洗車するかも振り返り、水道代と洗車セットの価格から比較する必要があります。
洗車サービスは1回当たり約6800円がかかりますが、自宅で洗車する場合には初期費用として見ても2000円〜4000円ほどです。そのため、価格としては自宅で洗車をした方が安く済みます。
もし頻回に洗車をしたいとお考えで、水道代が気になる場合には、バケツに水をくみながら洗車をしたり、シャワーノズルを使ったりして節水を心がけましょう。
コスパがよいのは「自宅で洗車」
費用が安く済むこと、また洗車にかかる時間、仕上がりを自分で調整できることを考えると「自宅で洗車」の方がコスパがよいと考えられます。
しかし「洗車サービスを利用」した場合には、自分だけでは洗車やメンテナンスができない部分をプロに任せられます。車の汚れの状態や、気になる部分に応じて2つを使い分けることもよいでしょう。
出典
厚生労働省 医薬・生活衛生局 水道課 いま知りたい水道―日本の水道を考える―(3ページ)
ENECHANGE株式会社 エネチェンジ 電気とガスのかんたん比較 節水できる!洗車方法まとめ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー